今回の南の島鳥見旅で最も期待したのは、このリュウキュウアカショウビンだったかも知れない
オレンジの身体に赤く長いクチバシ
これは、もう日本の野鳥っぽくはない(笑)
初めてアカショウビンに出会ったのは、高校1年生の時だった
確か、以前、ブログでも書いているが高校の生物部合宿で丹沢の山奥へ行った際に、終日聞こえてくる摩訶不思議な野鳥の鳴き声
当時は、誰もアカショウビンの鳴き声とはわからずに、モンモンとした記憶がある
丹沢には、毎年繁殖のために訪れるアカショウビンだが、今まで、その姿を見た事はない
私にとって、アカショウビンとは『聞く鳥』であって、『観る鳥』ではないのだ
もちろん、観たい!
亜種ではあるが、今回、石垣島でリュウキュウアカショウビンに大いに期待したのである
2年前にも石垣島でリュウキュウアカショウビンは見ている
その同じ公園に、今回もガイドは連れて行ってくれた
探している間、ガイドからは、『まだ、今季は1羽しか確認できていない。果たして見つけられるかどうか?』
と、超弱気な発言をして来て、こちらの不安を煽る
結局、午前中は2、3回姿を確認するも、凄まじく遠かった
ランチ後、改めて同じ森へと向かう
すると、面白いように近くでリュウキュウアカショウビンを頻繁に確認できるようになった
ガイドによると、まさに、今日、渡って来たのではないだろうか?
との事だった
1日早く訪れれば、全く違った光景になったに違いない
人間を恐れる様子もなく、車内に居る私に無防備な姿を曝け出してくれた
有難い
それにしても・・・日本らしくない野鳥だなぁ(苦笑)