今でも7月には水神様祭りが地味に催されているが、地元住民でも、極古い方々だけで執り行われている気がする
幼少期、この水神様には思い出が詰まっている
・初夏のホタル
・真夏の深夜の魚採り
・カッパ伝説(?)
当時は水神様の裏手が竹林だったので、地下水の出口として水神様のある所に水が溜まっているのだろうと考えていたが、現在のような住宅地に背後を占められているにも関わらず、絶える事なく水を湛えているのは不思議な気がする
今は錦鯉やミドリガメだらけになっているが、私の幼少期には小鮒、オイカワ、ナマズといった魚が沢山居た
しかも、そこから通じる用水路と行き来できたので、常に魚群が入れ代わり立ち代わり水神様の池を賑わせていて、子供に堪らん場所だった
今では事故防止の鉄柵で覆われており、子供たちの遊ぶ姿を見た事が無い
池の側面モ7コンクリートで固められており、往時を思い出させる所が無いのが寂しい気がする
果たして、水神様は今の変わり様を、どのように感じているのだろうか?