人間の生き様について、最近考える事が多い
後世に名を残す
名誉を得る
有名人になる
金持ちになる
自分の夢を実現する
虚仮の一念で、1つの事に打ち込む
このような生き方をされている方には無条件で尊敬の念を抱いてしまう
色々な生き方の中で、自己実現を果たして行くのが人間だと思う
先日泊まった奥日光の湯ノ湖荘の階段踊り場に以下の文章が飾られていた
『人間は誇れる友達を探すために生きている』
深い言葉だなぁと思う
私くらいの年齢になると、この言葉の重さも、なんとなく理解できる
私の場合は、他人に誇れるためではなく、私自身が尊敬できる友を一人でも多く得たい気持ちが強い
一方で、飄々と生きている人にも魅力を感じてしまう
自分の好奇心に生真面目に、のめり込んでいる人
如何なる時にもユーモアで対処できる人
四季の移ろいを楽しんでいる人
人への感謝を忘れない人
常に自由な立場で発言できる人
社会的地位に頓着せずに、生身の人間として他人と付き合える人
自分の夢を沢山持っている人
自分の夢を楽しそうに他人に話せる人
粋だなぁと思う
洒脱な生き方だなぁと羨ましくなる
こんな人と友達になれたら、自分の人生も豊かなものになると思うし、私自身もそのようになりたいと思っている
『そろそろ、わたしゃぁ あの世に行きますわい ほな、お先に!』
そんな軽口を最期の言葉に自分の人生を締めくくりたいものだ