春晴れの十勝平野。
日高山脈が一望できます。
十勝平野を南下、やって来たのは帯広・幸福駅。
旧広尾線の駅です。
1973年3月、NHKの紀行番組『新日本紀行』において
「幸福への旅 〜帯広〜」として紹介されたことで知名度が
上昇しました。
北海道の鉄路が日に日に少なくなって行きます。
居ても立っても居られず、やって来ました。
2009年以来、実に15年振りです。
1956年(昭和31年)8月26日
国鉄広尾線の幸福仮乗降場(局設定)として開業
11月1日 駅に昇格し幸福駅となる・旅客のみ取扱い
1987年(昭和62年)2月2日
広尾線の廃線に伴い廃止となる
2013年 9月2日
老朽化のため駅舎解体
11月16日
建替え工事終了
2016年 10月22日
台湾鉄路管理局内湾線の合興駅と姉妹駅協定を締結
廃止後の敷地に再建されたレプリカ駅舎。
廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅でした。
ホームは線路の東側(広尾駅方面に向かって左手側)に。
転轍機を持たない棒線駅となっていました。
開業時からの無人駅でしたが、ホーム南側の出入口から東側に少し
離れた位置に待合所機能のみの木造駅舎がありました。
駅舎内に売店があり、簡易委託駅として乗車券の販売が行われて
いました。
駅舎の前には「ようこそ愛の国から幸福へ」と記載されたアーチが
設置されていました。
さて、次回は
今尚奇跡的な美しさで屋外静態保存されている
キハ22-221 / 238 をご紹介致します。
37年以上経った今もこの勇姿です。
つづく