ROSSIGNOL HERO ATHLETE GS R22で滑っているんですがその感想 | サラリーマンスキーヤーの日常

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競技スキーをしたり、バイクに乗ったり、トレッキングをしたり、走ったりしてます。その他、全国のうまいものを食べるのも大好きです。2016シーズン後半にACL損傷→再建術→2018シーズンからは競技スキーにも復帰しました。そんな日常をつれづれなるままに

 
 
1月に入ってから積雪量も十分ということで下して、以降はほぼこっちで滑っています
少なくともシーズン前半は、昨シーズンまで履いていたCARPANIと両刀(同じ日でも途中で履き替えたりする)で今までの滑りとの感覚のすり合わせしながら……
なんてこともシーズン前は考えていましたが
結果的には、もう完全にロシに切り替わっている感じになっています
 
そもそも技術的・感覚的なところが昨シーズンと同じ状態なのであれば、古い慣れた板と新しい板とで感覚をすり合わせていくってのも意味があるかもですが、そのベースになるところが昨シーズンよりも良い方向にせよ悪い方向にせよ、オフの間に変わっているので、古い板を併用する意味があまりなかった
 
というところがあったり
 
限られた日数(時間)の中であれば、メインで使う(要は本番用の)板は早くに決めてしまった方が良いのは明らかですし
そうなるとまあ、(特に問題がないのであれば)やっぱり新しい板の方をメインで使うよねぇというところ
 
前述のブログ記事の通り、FISのレギュレーション関係ない大会しか出ないってこともありますので
185cm R=27 3サイズは102-65-84
ビンディングはSPX15です(メーカーの標準的な設定のビンディング)
 
ところで、この板は左右デザインが違うんですが
上の写真撮ったあと、デザイン的にはどっちがどっちなんだっけ?
と気になり、リフトの上でメーカーカタログを確認しました(;^ω^)
 
 
そしたら左右逆でしたね
HEROのロゴが大きい方が左テールにA27と表記がある方(カタログはFIS対応モデルなのでA30)が右
まあ、あくまで表面のデザインの問題なので左右どっちでも関係ないんですけどね
一応、左右は決めて履く派なので、カタログ掲載のデザインで左右を決めました
 
 
さて、滑っての感想ですが
基本的には昨シーズンまで履いていたCARPANIの板(長さ(185cm)や回転半径(R≧27)は同じ)が感覚のベースにあっての話ということを前提に読んでもらった方が良いかなと
そんなにいろんな板を試乗しているわけではないですが、CARPANIについてはどっちかというと安定感があり、エッジグリップも強く感じる傾向の板。フレックス感も硬めの部類だと思います。
 
そんな前提を踏まえてのこのロシの板について
良く言えば扱いやすい、滑りやすい板といってよいと思うんですが
ネガティブな意味合いではないんですけれど、捉えどころがないという感じもあり
特別ここが良い、こういう特徴があるっていうのが言いづらい
 
特にそういう印象を持つのがターンの前半
事前にそんな傾向があるって話も聞いてはいたんですが、捉え感というか板がエッジに沿って回ってくる感があまりない
いや、回ってないわけではないんですけど、クイックにトップが入ってくる感覚が少ない
そのあたり、CARPANIは角付けができればトップが内側に入ってくる感じが結構あったんですよね
 
ただ、この前半の回り込んでくる感覚が希薄というのは、ターン前半の動きの許容度が高いと見ることもできるかなと考えていて
 
エッジの捉えがしっかりしているCARPANIだとエッジがかんだ後動きづらいというか固まりがちでしたが、マイルドに捉えつつターン弧を描く=板の上で自分から動きやすいというところもあるので、そういう感覚を上手く運動につなげていければメリットになるという風に考えてます
 
 
ターン後半、荷重していく場面でのグリップ感は結構しっかり
板全体でたわみながらラインをトレースしていく感覚が得られて良いフィーリングです
クイックに回ってくる感じではなく、挙動自体はまったりとしています
 
なので、ターン前半~ターン後半を音にするなら(なぜ音にする?)
しゅーん(静かに板が下を向いていく)~ぐぃーーん(回り込む)
という感じ(伝わらねぇ)
 
前半軽くて、後半まったり回ってくる感じですかねぇ……
なので感想冒頭の「捉えどころがない」にもつながってくるわけですが、極端なところがない分板の挙動はわかりやすいし、その上での運動はしやすいように思っています
 
ただし、今シーズンは、ある程度ハードパックという程度のバーンしか滑っておらず
ガチガチの硬いバーンってのにはまだ遭遇していないので、そういう状況での挙動は不明

とはいえ、今のところ滑った感覚を基にするならば、ターン前半の軽い感じがどう出てくるのかはちょっとイメージしづらいところありますが、そういう硬いバーンでも特に問題は出てこないかなぁと思います
 
ともあれ、今シーズンも後半に入ってきて、僕自身は草レース主体(というか草専門)なので大会はこれから
良い相棒になってくれそうな感じはありますので、さらに滑りこんでいきたいと思います
 
余録①
上に書いた通り、ビンディングについては僕も付けたSPX15が標準的なセットという感じです
ただ、ロシニョールの日本語カタログには掲載されていないですが、その上位モデルという感じでPX18というビンディングもあり、
見てみると、1/2ペアで400g以上違うので結構フィーリング変わってきそうな感じもしますね
まあ簡単に買ってみるって金額ではない(390€って言いますから、ヨーロッパでの価格が日本円で5万くらい、当然国内ならもうちょっとするでしょうね)ですが、次もしロシ買う&PX18が手に入るなら付けてみたいなぁ
 
余録②
ボチボチと来シーズンモデルの映像がネットに出回ってきていますね
 

 
ロシニョールもインスタグラムにアップされていました
今シーズンは先シーズンからの継続でしたし、その前のも似たようなデザインだった記憶ですが
ベースとなる色は黒&赤ベースって感じで変わらないですが、デザインは結構変わりますね
ロシニョールのニワトリ?マークが目立ってますねー
 
1枚目と3枚目はSLの競技用、2枚目はマスターズ向けのモデルの画像
ここしばらくの傾向からすればGSもSLも同デザインとなるんでしょうかね
 
あんまりデザインで板を選んだりってしない人なんですがσ(゚∀゚ )オレ
今回のはどうだろ?
競技の板はシンプルな方がカコイイとは思うんですが、ここ最近のメジャーどころの板のデザインの傾向がシンプル路線だった中で、ニワトリマークを目立つところに置いた感じは、他と違う感があって、悪くないんじゃないですかねー
去年今年と継続でしたが、見た目にもトップ部分の(振動吸収を目的としたLCTの)金属的なパーツが無くなっていたりするので、デザインだけでなく中身もモデルチェンジしてるのかな?
 
ロシニョールに限らずですけど、この先いろいろと来シーズンモデルについては情報出てくるでしょうから楽しみです(⌒∇⌒)
買えるかどうかはさておきですが……(;^_^A