山の実カウンセリングルーム・臨床心理士のブログ

山の実カウンセリングルーム・臨床心理士のブログ

河内長野市にて「山の実カウンセリングルーム」を運営しています。 日々の感じたことや考えたことを綴っています。ホームページ⇒ yamanomi.com

「対人関係における曖昧さが苦手」について書きます。

人間関係には、白黒がはっきりしないグレーゾーンが必ず存在します。
たとえば、

・相手の本心が明確ではない時間

・自分の言動がどう理解されているかわからない状態
・相手の反応がちょっと変わった理由が説明できない瞬間

こういう曖昧な状態、時間が、人によってはとても強いストレスになります。

その状態を避けるために曖昧さ耐性が低い人は、
情報が少ない→ リスクを察知しようと過敏に反応→ 安全のためにネガティブ予測→「嫌われた」という仮説が最速で出てくる
という反応が瞬時に生じます。

そして、「嫌われた」という関係性の課題に目が向きますが、問題の本質は「曖昧さが苦手」というところです。

 

対策の例としては

・曖昧=危険じゃないと認識する

・曖昧さを1回据え置きにする技術

・曖昧な状況で「全候補」を並べてみる

などがあります。

 

山の実カウンセリングルーム

何か気になることがあって不安が高まったり、モヤモヤしたり、落ち込んだりすることがあると思います。

そういうときはまず気になっていること(考え)を書きます。

次にその考えの根拠を書きます。

さらにその考えが間違っている根拠を書きます。

 

不安や落ち込んでいるときは視野が狭くなって、何か1つの考えが正しいと思いがちです。

そういうときにはこのような書き出しをすることで案外楽になります。

 

よければお試しください。よいお年を!

 

山の実カウンセリングルーム

心理学の概念で「自己予言の成就」というものがあります。

 

「自分はこうなるだろう」と予想することで、自身の振る舞いが変わり、結果的にその予想が成就することになるという話です。

 

例えば「自分は友人に嫌われる」と確信を持っていれば、おのずと友人を避けたり、ぶっきらぼうな関わりになり、その結果、友人と疎遠になっていくという話です。

 

現在が未来に影響するという流れでなく、未来が現在に影響するということもあるわけです。

 

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