第三回ぼんぼり祭り | 山野ゆきよし日記

第三回ぼんぼり祭り

 ぼんぼり祭りについては、昨年も点灯式本祭と二回このブログでも取り上げている。

 金沢市の湯涌温泉に接する富山県南砺市城端に本社のある株式会社ピーエーワークス製作のアニメ「花咲くいろは」がモデルにしたとされる湯涌温泉。すなわち、「花咲くいろは」の聖地が湯涌温泉とされる。

 ぼんぼり祭りのHPから引用。

『「花咲くいろは」の中に、小さな女の子の神様が神無月(かんなづき)に出雲に帰る時の道しるべに、のぞみ(願いごと)を書いた札を下げた「ぼんぼり」で送りだす、「ぼんぼり祭り」という素敵なお祭りのお話がございます。』

 10月12日、今年で三回目のぼんぼり祭り。

 最近はアニメを大学で研究するところもある。今年も昨年もそういった大学の先生方も来られる。また、今年は田中南砺市長も初参加。ちょうど私の市長就任の翌年度から始まったこともあり、皆さん、口を揃えて、山野市長が理解があるからだとおっしゃっていただく。

 でも、それは違う。この大成功は、なんといっても現場の市職員の慧眼と実現に向けての努力のたまものである。実際にこの祭りを行うまで、このイベントがここまでになるなんて、湯涌温泉関係者はもちろん制作会社のピーエーワークスでさえ思っていなかったという。湯涌温泉及び金沢市、否、関連イベントを行うのと鉄道を含めた石川県全域に及ぼす経済効果は凄まじいものだ。

 今後の課題もいくつか見えている。私が直接関わっていったほうがいいものも。しっかりやっていく。

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一昨年は5000人、昨年は7000人、今年は10000人。とにかくすごい人人人。一昨年、湯涌温泉協会の会長が、「湯涌温泉開湯以来の人出だ」と挨拶でおっしゃったが、年々、記録更新。

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ぼんぼりは300個。お一人5,000円で名前を入れてもらう。運営費の一助に。会場の雰囲気も作ってくれる。

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ピーエーワークスの地元南砺市が舞台となったアニメ「true tears」、南砺のオリジナルアニメ「恋旅」が会場の大型スクリーンで映し出された。そしてアニメに出てくる五箇山民謡「むぎや節、こきりこ、といちんさ」を五箇山の若者が披露。いいなぁ。空気を盛り上げてくれる。

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厳粛に神事も。原作にならい小さな女の子の神様も。

 最後に余談。時間前に足湯でくつろぐ私と南砺市長、南砺市の伝統芸能保存会でお世話いただいた河合常晴氏。


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