これは豊原国周の「肌競花の勝婦湯」という女湯を描いた浮世絵。子供連れや、滑って転んでいる人もいます。女性の背中を流す三助も。
今では考えられませんが、わたしが子供の頃は三助という背中を流したり雑用をする係の男性がいました。女湯にも入るというかむしろ女湯のほうが用が多いようで。
あと、壁にいろんな広告が貼ってあるのが面白いです。落語や入れ歯や薬など、当時何が流行っていたのか垣間見られますね。
お風呂屋の注意のホーロー看板。ここがパナソニック汐留美術館であることを考えると、ナショナルの広告がおかしいです。
ケロリンの桶にもこんなに種類があったんですね。美術館のショップでも売っていましたよ。1430円もします。
出口でまた一枚。
ランチは汐留シティセンタービルの「山薬清流庵」。4年前に入ったことがあります。(↓)
最近、何年かぶりに前に入ったレストランに入るのがわたしの中で流行っています。巣鴨のタカセ、八重洲の初藤、そして、ここ。
ランチメニューもありましたが、このうなぎも気になる。しばらくうなぎなんか食べていないし。
ということで、「うなぎ小丼とそば」というセットにしました。1500円。+200円でとろろを付けられますが、そんなに精を付けてどうする、ということで却下。
おそばは冷たいのにしました。
うなぎは小さかったけど、ご無沙汰していたので美味しかったです。
この日は天気予報がはずれて、傘も一度も差さずに済みました。反対側にはずれるよりは良かったかな。