美術館を出たら雨が降り始めていました。

 

 

 この辺は、半分外で半分中みたいな空間がたくさんあって、雨に濡れずに雨が降っているところを眺められる場所もあります。

 

 雨がやみそうもないので、汐留シティセンターというビルに入ってお昼を食べることにしました。どこにしようかな、とウロウロしていたら、自然薯という大きなのれんが目に入りました。

 

 

 これ、お店の名前じゃなくて、お店の名前は「山薬清流庵」という自然薯の専門店。

 

 

 

 なんとか御膳という名前は忘れてしまいましたが、自然薯と納豆とオクラとマグロと玉子と何かネバネバするものと麦飯とおそばのセットを頂きました。自然薯の味が濃くて美味しかったです。最初にお醤油かけちゃったけど、かけなくてよかったかもしれないと思うほど。

 

 話はそれますが、別の日に、この日わたしが着ていたのと同じワンピースを着た人と遭遇しました。その人のコーデは、中に白っぽいレース使いの薄手のワンピースを着た上にこのワンピースを着るというもの。胸元とスカートの裾に、中のワンピースのレースが見えるという着方。あ、こういう着方もあるのね、と感心してしまいました。

 

 更に更に、また別の日に、今度は長袖のふんわりした感じのブラウスの上から同じワンピースを着ているお嬢さんを見つけました。そうか、ノースリーブだからって上から何かを羽織ることしか考えなかったけど、ジャンパースカート風に中に何か着る手があったのね。

 

 やっぱり本物の女性のファッション感覚や経験値には敵いません。そう考えると、わたしなんか恐ろしいほどワンパターンだわ。引き出しが少なすぎ。応用力不足。

 

 まあ、2000年に本格的に女装し始めてから、1時間でも女装した日を1日と数えたって1000日そこそこくらいだから、女としてはまだ3才くらいと思えば仕方ないかも。