今年の国際博物館の日は土曜日でした。どこに行っても混むだろうなと思いつつ、上野の森へ。
結局昨年同様、東京国立博物館、東博に来ました。ここは70歳以上ならいつでも無料で入れるんですが、まだ2年あるので。
この日は特別展以外は無料で入れます。やはり人が多いです。特に外国人観光客が多いですね。学生さんも多かった。思った通り、本館は混んでました。
愛染明王座像とその入っていた厨子。
アイヌの衣装。
本館から平成館に行く途中の休憩所。
これは平成館。考古展示室と特別展会場があります。
考古展示室からは遮光器土偶。
また本館に戻ってきて、今度は二階を見て歩きます。
人が多いので自撮りしていてもやっぱり誰かが入っちゃいますね。
国宝室の展示は「円珍贈法印大和尚位並智証大師諡号勅書」ですが、なんだかわかりにくいですね。これは平安時代に、円珍という僧侶に「法印大和尚」という位と「智証大師」という号を贈るという天皇の命令を伝える文書。927年ですから1100年くらい前のもの。
そして、これを書いた人が三蹟のひとり、小野道風。彼の字は一月前に見たばかりだけど(↓)、あちらは仮名交じりの草書でちっとも読めませんでした。
こちらの文書は行書なのでどんな字かはわかります。割と柔らかい感じののびのびした字ですね。確かに達筆。
土日なので、いつもは閉まっている黒門も開いていました。現役引退後は週末にミュージアムに来ることはあまりないので、週末でしかも無料だとどれくらい混むのか興味があります。