アブソリュート・チェアーズという企画展を見に来ました。北浦和の埼玉県立近代美術館です。
いきなりロビーに木の台車と(多分絵画の)梱包の木組みでできた椅子が置いてありました。ここのオリジナルですかね。
こちらは段ボール製のソファセット。テーブルがスクリーンです。映像も流れてます。
ロッカーにはたくさんの数字が点滅している作品がありました。
ロビーや廊下にはいろんな椅子やソファが置いてあって座ることができます。いつもそうなんですが、今回は椅子の数が圧倒的に多いです。
この椅子、どこかで座ったなと思ったら、文化学園服飾博物館にあるのと同じでした。(↓)
この美術館は椅子の美術館と呼ばれています。
MOMASコレクションというのは収蔵品展で、チェアーズという、過去の椅子に特化した企画を踏まえた展示で、企画展のアブソリュート・チェアーズに呼応しています。
わたしは企画展にはぐるっとパスで入りましたが、コレクション展のほうは別料金で、200円。
この美術館の持っているユニークな椅子が勢揃い。中には以前ロビーで見たことのあるものもありました。
新収蔵品となったものを展示している部屋で怪しいものを見つけました。森村泰昌さんの作品で「花と包丁」というもの。
白いバレリーナ風の衣装のご本人が右手に花を、左手に包丁を持っているというもの。早速真似してみました。絵の右側に刺身包丁が二本、こちらに刃を向ける形で壁から突き出しています。
ちょうどわたしの右手こぶしと肘のあたりに二本の影が出ているのが包丁です。