コロナ禍から3年が過ぎ、平日の化粧品売り場にも行列が戻ってきています! | 化粧の日本史ブログ by Yamamura

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◆平日の伊勢丹新宿店、ディオールは大行列でした!

 

こんにちは、山村です!

 

今回は、百貨店の化粧品売り場について。

 

3月2日に、伊勢丹新宿店

化粧品売り場をチェックしてきました。

伊勢丹新宿本店には時々行くのですが、

昨年の後半くらいから

人出が戻ってきたのを実感していますビックリマーク

 

2日は平日でしたが、

化粧品売り場だけでなく、上の2、3階も

かなり人が入っていた印象でした。

むしろコロナ前の平日より買い物客が多い印象ニコニコ

 

2023年1月25日の読売新聞にも、

「百貨店売上高、コロナ禍前の9割まで回復…

『外出増え衣料品や化粧品が伸びた』」

という記事が掲載されていて、

人出の回復ぶりがうかがえます。

 

興味のある方は下記の記事をご覧ください。

 

 

新宿伊勢丹の場合、

コロナ前の2019年末に改装して、

1階はメイク品のブランドを中心に配置ビックリマーク

 

かつて衣料品がメインだった2階の1/6ぐらいを、

スキンケア主体の売り場に変えています。

ポーラ、ゲラン、シスレー、エスト、クリニーク

などは2階に移動。

 

クレ・ド・ポー、ランコム、アルビオン、

コスメデコルテは1階にも2階にもあります。

 

1階のメイクブランドの充実ぶりは

かなりのものですが、

2日に行った時はディオールの売り場に、

長い行列ができていましたびっくり

 

これもコロナ前にはよくある光景でしたから、

そういう意味でも化粧品売り場に

活況が戻りつつあると言えます。

 

もうひとつ気がついたのが、

ブランドのビジュアルに女性だけでなく

男性を起用する傾向がまだ続いていること。

 

春のキャンペーンでは、シュウウエムラ

下の写真にあるように

男女3人をメインビジュアルにしていて、

売り場にもしっかりディスプレイされていました。

 

男性メイクがZ世代を中心に注目されている中、

メイク男子をとりこもうという動きは、

相変わらずのようですビックリマーク

 

シュウウエムラ公式サイトより

 

一方で、人出はかなり回復したとはいえ、

百貨店がインバウンドに期待している点は、

コロナ前と変わりません。

 

新宿の街を歩いていると、

外国人観光客はかなり増えていますが、

中国からの旅行者は以前ほど

多くないのは確かです。

 

伊勢丹のクレ・ド・ポーのコーナーを

中国語を話す観光客がぐるりと取り囲み、

BAさんに話を聞くこともできなかったのが

コロナ前でしたが、

今は全くそんなことはありません。

 

個人的には今くらいの込み具合でいいのですが、

商業的にはそれではまずいのでしょうねあせる

 

新型コロナ禍がはじまって4年目。

3月13日からは、

「マスクの着用は個人の判断で」

という政府の方針が打ち出されましたが、

化粧品業界や美容業界はどうするのでしょうはてなマーク

 

今月は、そんなところにも注目していきたい

と思っています。

 

次回は3月14日頃更新予定。