◆明治から平成までを早足でたどりました!
こんにちは、山村です。
12月16日(土)、
化粧文化研究者ネットワークの研究会において、
「化粧の日本史―美意識の移りかわり」
のテーマで、講演をしました。
2016年6月に、吉川弘文館の
歴史文化ライブラリーシリーズから上梓した、
同じタイトルの書籍だと、
古代から平成初期までの通史ですが、
当日は、古代からだと、とても時間が足りないので、
スタートは明治時代から。
明治政府になり、欧米の文化をとりいれる過程で、
化粧がどのように変化したのか、
からはじまり、和洋折衷だった大正、昭和初期。
身だしなみ化粧に戻ってしまった、
太平洋戦争の時代。
そして、一気にアメリカ文化が流入した
昭和20年代からは、10年ごとの化粧を、
社会の動向を交えて、
早足で平成初期までたどりました。
会場には大学の先生や学生、
化粧品業界の関係者、メイクアップアーティストなど、
化粧にかかわる方がお越しになっていて、
質問もさまざま
私にとっても、とても勉強になった研究会でした
化粧の文化に興味のある方は、
拙著『化粧の日本史 美意識のうつりかわり』
も、ぜひご覧ください