インゲン豆の隠元和尚に会いに行く! | 山もっティの独り言。

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「被災地と共にある」

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今日は太宰府の国立博物館へ行きました。
インゲン豆を日本にもたらして、その名の由来ともなった隠元和尚に会いに行きました(笑)
太宰府なので天満宮にもお参りに寄ります。今、「竜馬がゆく」の6巻でちょうど読んだばかりのいわゆる「七卿」が滞在した宿所を通過し、大好きな「麒麟」の銅像の所でまた足を止めました。
トーマス・グラバーも気に入り、「キリンビール」の元になったかもしれない麒麟像です。


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2枚目の写メは、麒麟像を過ぎて手を洗い、いよいよ本殿へ、という門の所にある神将像が敷物にしている虎の毛皮です。
毛皮になりながらも何故かスマイル(笑)
たとえ死んで毛皮になろうども笑顔でいたいというのは見習うべきモノがあるかもです(笑)
ちなみに、お賽銭箱の近くには被災地への義援金を募る箱もあり、また、被災地に応援メッセージを書くコーナーもありました。山もっティは小銭だけですが義援金を箱に入れましたが、メッセージを書いたりしていたらまた特別展を観る時間が短くなると思い、今回は見送りました。(←出かけるのが遅すぎました…)

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さて、特別展の入り口(出口?)の写メです。

隠元和尚は、長崎に住む中国人(主に福建の人々)から請われて来日し、京都の宇治に萬福寺を建てました。
インゲン豆をもたらした事は知っていましたが、ジツはソレだけじゃなかったんですね(苦笑)
スイカ・レンコン・寒天(←コレは日本で考案?)などなど、イロイロあるようです。
「隠元和尚と言えばインゲン豆でしょ?」
とコレだけ知っていれば十分ですが、それだけで満足したりシッタカになると、スイカやレンコンの知識は入って来ない訳です。
山もっティがこういう特別展などに足を運ぶのは自らの無知を知るためです。
…ってソクラテス?(笑)

隠元和尚は中国からも早く帰って来て~とかなりお願いされていたようで、引っ張りダコの人気者だったようです(笑)

仏像や調度品にはオオッと目をみはるモノがあり、良い刺激となりました。

よく調べていないのですが、食事の時にお茶を出すというスタイルを日本に伝えたのも隠元和尚かもしれません。まだまだ勉強が足りないようです…