ある午前中の抵抗。 | 山もっティの独り言。

山もっティの独り言。

「被災地と共にある」

※イキナリ妙な詩?を投稿してみましてスミマセン…
見たまんま、思いつくままの内容です…


納豆を混ぜる

納豆とネギとタレが一体となる

「なるものか!」とばかりに

皿の底に密着し

仲間に加わらぬネギがいた

他のネギは円筒で抵抗のしようが無いが

全ての面積で皿に密着している

箸で相当かき回すが

かき回されない

飛ぶジェット機の上にしがみつく羽目になった人が

空気の流れで振り落とされるのを拒むかのように

張りついている

唯一抵抗するネギを征服するべく

箸の回転速度とトルクを増していく

それでもネギは抵抗する

先の大戦におけるレジスタンスさながらに

必死の抵抗を見せる

一体化した納豆たちが

「一体どうしてここまでかき回すのか?」

というぐらいかき回している

ネギに対して無力だと認めたくないため

神の如く万能だと認めさせるため力を振り絞り

抵抗するネギを無抵抗にさせた

しかしネギも万能だ

万能ネギだ