バスケ観戦&いろいろ。 | 山もっティの独り言。

山もっティの独り言。

「被災地と共にある」

年末のウインターカップは,観たいチームが早々に

負けたので観に行きませんでした。その代わりと

言っては何ですが,1月の大会を観に行きました。


以前は「エイト大会」と呼ばれて,ベスト8だけ参加

する大会でしたが,他のチームも勝ち抜けばベスト8

に挑戦できるという大会に変わりました。

教え子まぁこの時代にもこの形式だったらもう1回,

島外の公式戦が増えてヨカッタんですけどね~


知り合いの先生のチームがやはり気になります。

ウッチー先生と水戸先生の「豊玉対決」が元同僚と

しては気になります。


序盤はリバウンドを制したウッチー先生のチームが

リードします。水戸先生が卒業生に

「オレの持つチームはいつも背が小さい」

と電話で話したそうですが,それでも沖縄インター

ハイに出たのだからスゴイです。しかし,今回の

大会では,ウッチー先生のチームは勝って勢いが

ついているのに対して,水戸先生のチームは

エイトシードだけど初戦で勢いのあるチームと

ぶつかる訳です。今回は同点に追いついたのが

第3Q終了ぐらいでした。


注目の第4Q。追いつかれたウッチー先生のチームが

前半のいいペースを徐々に取り戻し,ジワジワと

点差が開き,またチームに勢いを与えるナイスプレー

が出始めました。小さいチームはシュートが落ち

出すとリバウンドを取られ,苦しくなりますが,水戸

先生のチームもまさしくそんな感じになりました。

今回はウッチー先生の勝利となりました。もし水戸先生

のチームが1試合でもして勝ち進んでいたら悪い部分

を修正したり,勢いをつけたりして勝っていたかも

しれません。大会本番が一番選手が成長しますから,

それが大きかったように思います。逆に,他のチーム

にとっては大物食いのチャンスとなります。


他の試合も含めての気づきなどですが…


①ディフェンスを頑張ってオフェンスのリズムが良く

 なるチームと,ディフェンスをサボってオフェンスの

 リズムが乱れまくるチームが対照的であった。


②シュートは心をこめて一生懸命にうつべし!


 「軽いシュートはダメ」と注意されている先生もおら

 れたが,まさしくその通りと思います。正しいフォーム

 でシッカリうつ。相手ディフェンスがウヨウヨいるのに

 イチかバチかの無茶苦茶シュートをうちに行く選手が

 いますが,自分に相手を引きつけてフリーになった

 仲間に合わせるとかしないといけません。


③オフェンスは「攻め気」が大事!


 練習した動きやパス回しなどのパターンにこだわり,

 リングに気持ちが向かっていないパターンです。

 ボールを持ったら,チャンスがあったらシュートを

 うつべくリングをまず見て,ボール持たない時は

 いつでもボールくれ!という感じでソワソワ動く。

 5人が攻め気を持って,誰が得点しに来るか

 わからない雰囲気を持つコトが大事だと思う。

 慎重になり過ぎて誰もシュートをうたずパスばかり

 回っていたり,エースやシューターにばかりボール

 を集め過ぎるチームというのは肝心な場面で崩れ

 負けてしまう場面が多かったようだ。


週末にはまたウッチー先生のチームが今度はフォー

シードに挑戦する試合が控えている。コレも楽しみだ。


バスケ関係の話でもう少し。ルール改正のため,

3ポイントラインが50センチほど遠くなったり,

ペイントエリアが台形でなく長方形になったりする

ので,もうそのラインが引いてある体育館もある。

今回の大会では新しいラインはテープで目隠しされ

古いラインがテープで表示されていたりもした。


ルールがどんどん変わるので,試合に参加する

指導者と選手は新しいルールに合わせなければ

ならない。試合に参加しなければ,ルール改正

などもあまり気にする必要が無い。


教え子ナギサに大阪で会った時に,

「友達とバスケやってます!」

と言っていた。

「ナギサが高校生の頃は7号ボールやったかな?」

と聞くと,何のコトかわかっていないようだった。


今の女子の高校生や一般女子のボールは6号ボール

で,昔の7号ボールは今は男子の高校生や一般男子

で使われている。

しかし,何かの大会に出る訳でもなく,友達とバスケ

やって楽しむ分には,ナギサにとっては昔の大きい

7号ボールのままでいい訳なのだ。6号のボールの

方が小さいし,シュートをうつのは楽なハズなのだが,

彼女にとっては7号ボールの方が懐かしいし楽しいの

だろう。


ウッチー先生と水戸先生の豊玉対決だったので,ヒラヤマ

先生にもメールしてみたら,大会があっているコトすら

知らなかったようだ(笑)

今は離島の離島に住み,テニス部の顧問となり,本人

いわく,

「バスケはもう浦島太郎状態ですよ~」とのコト。


バスケの研究が熱心すぎるヒラヤマ先生なので,少々

龍宮城で遊んでいる浦島太郎となっても,すぐに取り

戻せるとは思うんですけど(笑)


チナミに,対馬の豊玉には,和多都美神社という神社が

あり,かつて山もっティのくつろぎスポットであった(笑)

海に立てられた鳥居など,景色のすばらしい神社である

が,山もっティは汽水域で育つ稚魚たちの観察や神木と

して手付かずの見事な自然の森林などがお気に入りで

あった。その和多都美神社に,ウロコ状の岩石があって

祭られていた。磯良恵比須という岩だが,「わだつみの

いろこの宮」という神話を思い出させる。龍宮城がウロコ

に覆われていたという話も聞くし,浦島太郎状態のヒラヤマ

先生にもピッタリである(笑)