今回も長文です~(笑)
最終回が終わった後に書き始めたこの記事
なんですが,実はなかなかはかどらずこの時期
の公開となってしまいました。まぁ,歴史ファンや
福山ファン・大河ドラマファンなどなど多くの方々が
賛否両論でもうほとんど言い尽くしていると思うので,
今さら山もっティごときが何か語るべきコトって
言うのもあまり無いのですが,書いてみたいと
思います。
龍馬伝のおかげで,龍馬ブームと言うべきモノが
到来しました。ソレは様々なグッズ・書籍・そして
実物や複製品の展示などというカタチとなり,
山もっティはえらく恩恵にあずかりました。
特に長崎の歴史文化博物館で,龍馬サンの多くの
手紙や写真,そして陸奥守吉行などの遺品を見る
機会に恵まれたのはありがたいコトでした。長崎や
高知・京都などでの経済効果は大きかったと思われ
ます。
菅原道真公は歴史上有名なだけでなく,怨霊から
神サマになるなど転身?された上に受験シーズン
には多くの学生からお願いされまくり,大した経済
効果だな~と感心するのですが,龍馬サンも大した
経済効果です(笑)
しかしながら,肝心の大河ドラマ「龍馬伝」は,賛否
両論,どちらかというと厳しい意見も多く,また,そう
なっても仕方ないと思う面も確かにありました。
個人的に演技が光っていたな,と思うのは高杉晋作・
武市半平太・岡田以蔵・お元・小曽根乾堂などを
演じた俳優・女優さん。イメージが違ったり扱いに
疑問符が浮かんだ面々としては岩崎弥太郎・
桂小五郎・三吉慎蔵・西郷隆盛・徳川慶喜・中岡
慎太郎・新撰組などなど。坂本龍馬・勝海舟は
もともとのイメージが強すぎたかなと(笑)
特に,高杉晋作は伊勢谷友介氏がなかなか好演
していたのに,いかんせん,登場が遅すぎた感じ
でした。ソレは,交際のウワサがあった広末涼子と
出演時期をズラすためだったとしたら本当に残念な
話です。
あと,坂本龍馬を引き立たせるために他の登場人物
を低く見せるようなやり方はして欲しくなかったです。
多くの偉大な歴史群像の1人が坂本龍馬であり,
周囲のスゴい人々を結びつけ動かして行ったコトこそ
龍馬の真骨頂だと思うのですが…。
最終回は,どう考えてもハッピーエンドではないので
見たくない気持ちが半分,そして自分なりの龍馬像と
比べ,考えてみたいという気持ちが半分でしたが結局
は見ました(笑)
中岡慎太郎が2日間生きのびて語った襲撃の様子は
かなり省かれていた気がします。ドラマチックにしたい気持ち
はわかるのですが,その証言の重みを大事にして欲しい
気がします。もし変えるんなら,ファンも納得するような変え
方にして欲しい気がします。まぁ難しいでしょうね~(笑)
最終回,武田鉄矢原作のマンガ「お~い竜馬」のパクリ
が多かった気もするんですが…(汗)気のせいか?(笑)
死者に杯を並べて語りかけながら酒を飲むシーンとか。
その武田鉄矢を龍馬命の大ファンにしたのは司馬遼太郎
の「竜馬がゆく」ですが,司馬作品の「坂の上の雲」もまた
年末にNHKで放映されますね。コチラは3年がかりの
放送ですが,龍馬もこういう作りにして欲しい気もします。
司馬遼太郎という人のすごさを最近またひしひしと感じて
いる所です。個人的には新撰組の土方歳三を扱った
「燃えよ剣」にハマりましたが,今の年齢で読めばまた
違う作品がいいと感じるかもしれません。いずれにしても
この体調じゃ長文を読破できないのでもっと病気を治して
からチャレンジしたいと思います。
あと,前にも書いた気もしますが,龍馬サンの写真を見て,
粘土か何かで立体化してみたいという気持ちが高まって
います。粘土をいじり,落書きをしまくるのが大好きだった
幼少時代の山もっティが,歴史マンガから日本の歴史に
興味を持ち,長崎で暮らしているという一連の生い立ちが
うまくつながる気がしてそう思っているだけなんですけど,
まあどうなるコトやら!(笑)日々の雑事に追われて実現
しない気もしますが,夢は大きく持っておこうと思います。