セッティングをすると言う言葉の意味を正しく知ろうと思う人の為に | Q型エンヂンプロダクツ

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キャブレターのセッティング

 

聞きたいでしょ!?

 

世の中ではキャブレターのセッティングのみの話をしますよね

 

これって物理的に合わせれば何とかなるんですが

 

Q型が大切にするのはエンヂン全体のセッティングでキャブレターを選ぶんです

 

そのエンヂンに合ったキャブを選ぶ事でキャブレターのセッティングが楽になると考えます

 

良く言う

 

もっと馬力を!と大き目のキャブを選択する場合が多いと思います

 

でもQ型では少し小さめを選択します

 

ここで皆さんがヒク(笑)

 

なんでパワー出すのに小さくするの!?と思うんですよね

 

もちろんノーマルでは無いですが排気量に合わせた純正キャブサイズを基準に考えると選ばれるキャブのサイズは大き過ぎるのです

 

積んだエンジンとカムシャフトとマフラー

 

これに合わせて変えるのが基本ではあるんですが

 

ここがポイント!

 

あんまり書きたくないですが

 

パワーバンドってありますよね!?

 

大きいキャブと小さいキャブで考えると

 

大きいキャブは高回転向き

 

小さいキャブは低中速向き

 

な分け方ですが

 

パワーバンドを考えると小さいキャブに比べて大きいキャブは

 

低速域が弱いのです

 

そんなの当たり前じゃん何を偉そうにと思っている皆さん

 

良く考えて欲しいのですが

 

セッティングは低速中速高速の繋がり何です

 

大きいキャブは中速と高速しか良くない

 

小さいキャブは低速中速高速とちゃんと繋がるので扱い易い

 

高回転が同じカムならキャブの大きさでその高回転側の差は1000回転しかないと考えてます

 

小さいキャブの場合

 

3000回転から11000回転が使えるとすると8000回転分がパワーバンドです

 

大きいキャブの場合

 

5000回転から12000回転が使えるとすると7000回転がパワーバンドです

 

 

差し引き1000回転パワーバンドが大きいキャブだと使えない訳です

 

パワー差が欲しくても1000回転使えないなら意味が無いと考えるのです

 

これがQが大型キャブを使わない理由です

 

もちろん異論はあるとは思いますが

 

Q型のパッケージングでは有利になるんですよね

 

どうです?何となくわかったのでは無いでしょうか!?