無事、生還いたしました。 | やまもっちんのチューニング日記

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スポーツカーのチューニング等をやってるRacing Factory Yamamoto
代表取締役やまもっちんの公式ブログです。

本日無事に帰還いたしました。

ヨーロッパ5か国の旅およそ4000km。

パリはシャルドゴール空港より、中国東方航空、上海経由で戻ってきました。

上海では3時間もトランジットの時間があったのにゲートにたどり着いた時には

すでにボーディングが開始されていて、なんでそんなに待たされるん?ってなことがありました。

ですが、無事、反共産主義者であるおいらは逮捕されずに乗り継ぐことができました。

おそらくWifiはつながるけれどもFBやその他SNSにはアクセスできないネット制限の

おかげかと思います。

Wifiにつなげるにはパスポートの写真をアップする必要がありました。

なんだか不穏な雰囲気を感じます。

予算に余裕がある方は、共産圏での乗り継ぎは避けるべきであるとお勧めしておきます。

 

RFYの出張予算は非常に限られておりますので、日程と航空便はすべて最低限でございます。

本来ならミラノあたりに着きたいのですが、それだと航空運賃が2~30万円高くなる。

よって最安から2番目の11万円の上海経由パリ行になりました。

ウルムチ経由の8万円台の経由便はさすがに乗り継ぎが悪すぎて却下になりました。

生きている人から略奪した臓器専用通路があることで有名な空港です。

シャルドゴール空港に降り立ったおいらは、今回は予約しておいたとおりの

フィアット500マニュアルミッションが借りれることができました。

自動的に起亜自動車やヒュンダイにアップグレードされることがあるので

レンタカーオフィスでしつこくフィアット500やないと嫌と念を押したおかげでしょう。

ハイブリッドのフィアット500はリッター20km以上走ってくれてガソリン代の節約になります。

とはいうものの、E5、またはE10のガソリンを入れるのですが、今の円レートだとリッター当たり

340円程度するので、かなり痺れる価格です。

アウトバーンもガソリン消費が気になって、

踏む気になれない価格ですので安全運転、低燃費運転を心がけます。

ちなみに、ガソリンスタンドによって選べる燃料の種類は違ったり、支払方法もかなり違います。

いちいち何番のポンプまわしてとカウンターに行かないといけなかったり、カード機がおいてあったり

様々です。

なだらかな丘陵地帯をひたすら走っていると、長く続くGと高低差と雄大な景色が相まって

時々、自動車というより飛行機でも運転しているかのような気分になります。

信号もすくなく、制限速度も日本よりはるかに高いです。

日本なら50kmやなって思う下道が90~100kmだったりします。

ドライブ大好き人間なら一度はヨーロッパの道路を走ってみると、少し自動車というものへの

見方が変わってくるかもしれません。

是非、お勧めいたします。

国際免許は申請だけでとれて、ジュネーブ条約加盟国ならレンタカーが運転できます。

世界があなたのプレイグラウンドになります。

さて、今回のメインディッシュはですね、コロナのせいでしばらく休止していた
NSXクラブヨーロッパツアーへの参加です。

アイルトンセナ30回忌ということもあって、セナの亡くなったちょうど30年後に

同じホテルに泊まり同じレストランでセナが食べた同じものをちょうど30年後の

同じ日に食べたりするということをしました。

そんなわけで今回はイタリアでの開催です。

おいらはといえば、個人的にはセナというよりは、どちらかというと悪者にされがちな

プロストや、なにかやってくれそうなナイジェルマンセルを当時は応援していたのですが

それでもセナという名前を聞けば、昔を思いださずにはいられないので感慨深いです。

写真の彼は、アメリカから参加のファラサット君。

レンタカー組なので、ツアー中は一緒に行動することが多かったです。

およそ4日間もいるので全員がファミリーのように親密になります。

基本的に言語は英語ですが、ヨーロッパで英語が喋れる人はほぼみんな片言です。

セナの亡くなったイモラサーキットのコース脇に彼の銅像があります。

合掌。

していたのはおいらだけ・・・


NSXヨーロッパツアーは

全部書くと長くなるので詳しくは時間があるときにゆっくり紹介していきたいと思います。

 

フランスでの最初の滞在はリヨンの郊外、Youは何しにで、大のホンダファンとして

紹介されたロメインの新しいガレージ訪問です。

セキュリティ上の都合で内部や詳しい場所は、秘密です。

ちなみにフランスではセキュリティ上の都合で家の前に表札とかありません。

だから郵便配達は大変なのです。

一緒にクラッシクカーのイベントなどに行ったりしたんですが、実はおいら、

おそらく飛行機の中でかなり調子の悪そうなマスクをした中国人が隣でして、

風邪をひいてしまいまして、1日ホテルで休養したりしておりました。

喉の痛みから熱が出て鼻水へ移行・・・

薬局でかった薬が非常に強力に効いたおかげで、何とかなりましたが、

いまだにひきづっていてしんどいです。

 

そしてクロアチア。

イタリアに来るのならうちへ寄れ!ということで、何度かやり取りのあった

ホンダコレクターのドレーゼンのお宅を訪問してきました。

F1マシンやクラシックホンダなど集めているコレクターなのですが、

最初はひょっとして彼はイタリアンマフィアか何か?と疑っておりましたが

実はクロアチアで一番大きいホンダ正規輸入ディーラーだったのですこし安心です。

まるで、ディズニーのアトラクションか何かですかみたいな超豪邸のゲスト用バスルームで

記念撮影しております。

30畳くらいの、超ゴージャスなシャンデリアのあるバスルームでおいらは、おちついて

う~んできない気がします。

ちなみにこちらは喫煙ルーム。

隠しボタンを押すと隠しドアが自動でウィーンってひらいて隠し通路が表れ地下へつながる

階段につながっています。

その下には巨大な隠しワイナリーがあるのでした。

まるでルパン3世にでてくるような大富豪でした。

そのドレーゼンにある日本でのミッションを仰せつかってきたのですが、

それはまたの機会に。

 

そして最終目的地オーストリア。

場所はトップシークレットですが巨大倉庫にNSXのストックパーツが大量にストックされております。

またオーストリア製の製品なども面白いものがたくさんあるので

弊社でも国内向けに取り扱いを始めようと考えております。

国内では製造中止になった商品や、海外では何故か安い定価設定の純正部品がありますので

それらも逆輸入すれば、皆様のお役に立てるかと思っております。

で、オーストリアからパリまで1日で移動するのはあまりにも距離が長く、

2日間かけて移動です。

最後に泊まった、ホテルではなくアパートメント。

1日、8000円くらいですのでリーズナブルです。

ただしチェックインが大変で、前日に送られてきたメールの添付ファイル、

もちろんフランス語。それを開くところから始まります。

グーグル翻訳では何を言ってるのかよくわかりません。

それを解読して、次に鍵がどこそこの壁の小箱があって、暗証番号が何番。

まず、その小箱が何か?途方もなくホテルの外をうろつきまわって奇跡的に発見。

で、そのカギを発見したら、そのキーについているリモコンのどのボタンで

何が開く、そして次に・・・

みたいな感じで、普通に途方に暮れるような無人チェックインシステムのところが多いです。

まるで何かのオリエンテーション。

最近このオリエンテーションを何気に楽しめるようになってきたのですが

多分普通の観光客ではチェックインできないような非常にハードルが高いものになっております。

エクスペディアやブッキングドットコムには要注意。

もちろん1日の食事予算は20euro以下と社内規定がありますので

スーパーマーケットお買い物。

帰ってきて

5eur相当の食事がなぜこれほどおいしいのか?

多分スタバのコーヒーが買えるか微妙な値段です。

このレベルだと35eurはするね!と涙するのでした。

 

明日から通常業務に戻ります。

まだやや風邪がひきづってしんどいですが、

できるだけ早めにメールなどご返信させていただきますので、

今しばらくお待ちください。