BEAT号シェークダウンテストvol.2 | やまもっちんのチューニング日記

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スポーツカーのチューニング等をやってるRacing Factory Yamamoto
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BEAT号のシェークダウンテスト第一回目は広島県のタカタサーキットでしたが

雨天の超ウエットコンディションで、なんかよくわからんなあ・・って感じでございました。

ですので、何やら消化不良。

走りたがり屋のおいらとしては、隙あらば走りに行くぜとその間合を見計らっておりました。

 

まずは動画でございます。

空燃比もだいたいいいところに来まして、次第に排気音もそろってきたのではございますが

遅い・・・

音は時速200km/h。

だけど実速は80km/h

そんな感じです。

3速4速がとくに飽和状態・・・しかも3速のシンクロがかなり調子悪い。

昔のバスみたいにダブルクラッチ的なことをしないとギャってギヤなりします。

2つのミッションから良さそうなのを由って使ったのだけどね・・・

やまもっちん調べによると、BEATは他の同エンジン車両とくらべ比較的に

高速でクロスしているギアで、NSXでいえば、国内向けギヤ比よりアキュラがやはり

高速よりのクロスになっているんですね。

富士スピードウェイみたいなところだと良いかもしれないけれど、
BEAT号のターゲットとするコースは、頑張って最高速150km/hくらいの所謂ミニサーキット。

だから5速でレブリミットの8500rpmまわして150~160km/hくらいのギヤ比に

セットしたいなあ・・・

軽トラシリーズとかで流用できるギヤがあるかも?

やばい・・・禁断のBEATマニアへの扉を開けてしまいそうな気がしています。

 

ちなみにタイムは1分14~15秒くらいでした。

タイヤはナンカンNS2-R。

1本あたりフロント¥6960-リア¥8510-

縦にも横にもグリップ感がなく、剛性感があるのに縦溝のせいかトレッドのヨレを激しく感じます。

ほえ~っとテスト走行する分にはOKですが、ちょっとしんどい感じでした。

かといえ、値段を考えれば十分にお値段以上ニトリx2倍的な感じです。

このタイヤが終わるころにセットアップもある程度煮詰まり、

次はゴージャスにアドバン050だ!

 

話は変わりますが、中山サーキット。

おいらが初めて走ったサーキットが中山サーキットで青春時代の多くをここに費やしたものです。

当時1列ずら~っと並んだジョージア自動販売機コーナー、短い缶のブラックしか、

細い缶のコーラーしかなくしかも\200だったように思います。

それが今は自販機は2つ。値段も通常価格になっております。

カレーライスしか選択肢のないレストランも閉鎖されていてるようです。

あこがれていたNCHKレースTSクラス。

多分カタギの人は参加できないのであろう雰囲気のあの殺伐とした、高度成長期の名残の

あの雰囲気が、まさしく夏草や兵どもが夢の跡になっております。

トイレが電気がつかず、昼間でも非常に怖いです。

ガレージも火災があったのか一部崩落状態。

路面は相当に荒れてでこぼこになっております。

廃墟マニアのおいらとしては、そんな趣のあるサーキットをたった¥11000-で独占できたのが

最高に幸せです。

東でいえばえびすサーキット的昭和哀愁サーキットをさらに負のパワー30%アップ。

たまりません。

建物の錆びた具合やペンキのはげ具合。

雑草の生えたひび割れたコンクリート。

すべてが完璧です。

誰もが認定しないだろうから、おいらが昭和バブル重要文化施設として認定します。

皆様、ぜひ中山サーキットを走りましょう。

 

でも、

舗装は一度リフレッシュしてほしいなあ・・・