2023(令和5)年3月19日(日曜日)の7時少し前、
僕は山口県下関市に属するJR下関駅の「駅ナカ」にて営業をしているセブンイレブン系列の『おみやげ街道』下関改札内店で発泡酒とオツマミを購入しましたが、
レシートを見てみますとビックリしたことに合計金額が何と
777円!!
『おみやげ街道』の女性店員さん曰く
「何かいいことがあるかもしれませんよ」
本当にそうだと嬉しいのですが、何せ朝っぱらからアルコールを口にするようでは…、
運が逃げても自業自得でしょう。
13時過ぎ、僕は広島県三原市に所在するJR西日本・山陽本線の糸崎駅にいました。
この日は朝の5時19分に福岡県直方市のJR九州・筑豊本線に属する直方駅を出て約8時間、
糸崎駅では20分ほど待ち時間がありましたので同・太宰府市の自宅に住んでいる母親宛へ広島県内で一息ついている旨を電話で伝えましたら
「1時間ほど前に全国社会保険労務士会連合会という所から書留が来てサインをしたよ」
僕自身「ひょっとしたら…」とは思いましたが、アッサリと一言
「あっ、そうなの。サイン、有難うね」
糸崎駅から乗り継いた列車は岡山県を通り遥々兵庫県相生(あいおい)市のJR西日本・相生駅まで3時間近くかけて走る普通列車、
余談ながらこの列車、毎週水曜日に限り糸崎駅→岡山駅の間が運休扱いとなりますのでくれぐれもご注意下さい。
相生行き普通列車は途中の岡山駅、
JR西日本に於ける主要駅の1つとして岡山市北区に所属するターミナルでは15時03分から11分まで8分間停車します。
一本の線路を挟んで入れ替わるような形で小さなお子様に人気があるアンパンマン特急「南風(なんぷう)」15号が15時05分の出発に備えています。
瀬戸大橋を渡り高知市に在るJR四国・土讃(とさん)線の高知駅を目指すアンパンマン特急が爆音レベルのエンジン音を響かせ岡山駅を後にしてから再び母親へ、
「その書留の中身、お母さんが開けていいよ」
当然ながら一旦列車を降りてからホームにて電話を掛けましたが、荷物は列車の座席に置いたまま、
何故なら相生行きは僅か3両編成、
荷物を持ち出したら他のお客様に座席を取られて「立ちんぼう」となるからです。
16時16分、相生行きは定刻に終着駅へ到着し、僅か2分の接続で草津(滋賀県草津市)行きの新快速列車に乗り換え、姫路へ…、
兵庫県内屈指の自治体かつ世界遺産・姫路城で余りにも有名な姫路市の玄関口であるJR西日本・姫路駅の「駅ナカ」にて発泡酒とオツマミ、それに軽食を購入します。
発泡酒とオツマミ、相変わらず懲りませんねぇ〜。
ホームに戻り、母親から書留の中身を電話で聞きます。
「おめでとう。よく頑張ったね。
合格証書が入っていたよ」
合格証書の正体とは…、
実は前年となる2022(令和4)年11月26日(土曜日)に受験した「特定社会保険労務士国家試験」こと紛争解決手続代理業務国家試験のそれです。
糸崎駅の時点でうっすらと「何か」を感じていましたが、3度目の挑戦で遂にやり遂げることが出来ました。
ホッとした気分で16時56分発の長浜(滋賀県長浜市)行きの新快速列車に乗り、
京阪神(神阪京?)、東海道と中山道が合流する草津をビュンビュン飛ばしまくって
湖北の城下町・長浜…、までは行かず、途中の米原(滋賀県米原市)で降り、
日付が変わって3月20日(月曜日)の午前0時37分、
同じJRグループでもJR東海の管轄となる静岡県沼津市の沼津駅に到着、
僕が乗った静岡方面からの沼津行き上り最終列車と東京方面からの沼津行き下り最終列車が沼津駅のホームで仲良く顔を合わせていました。
最終列車、お疲れさまです。
沼津駅の市街地側「南口」の真ん前にそびえる商業ビル「エイブル・コア」の3階に入居する
全国チェーンのインターネットカフェ・『メディアカフェポパイ』沼津駅南口店は
一時期の閉鎖から奇跡的に復活した稀有の店舗
僕が東京を往復する際に必要不可欠な存在である『沼津駅南口店』、
「閉鎖」理由は新型コロナウイルス禍によるものであり、営業自粛とはじめとしたスタッフの死活問題に繋がる影響を真正面から受けたとのこと。
それだけに「復職」が叶ったS店長さんは仕事に対する情熱が半端ではありません。
「折角ここに復職出来たのですからスタッフが働きやすい環境を作っています。
汚い背中ですけどスタッフが自分の姿を見て何かを感じてくれたならばこれ以上の喜びはありませんね」
男気溢れるS店長さんに見送られ沼津駅から早朝5時52分発・栃木県下野(しもつけ)市の小金井(こがねい)行き、
というよりは沼津駅から東京方面へ直通する上り一番列車に乗り込み8時18分、天下の東京駅に到着しました。
東京駅自体は東京都千代田区に属していますが、「新幹線口」である八重洲口を出るとそこは中央区、
「日銀本店」日本銀行本店を彩るソメイヨシノはまだ開花前でした。
その5階に厚生労働省から試験事務を委託されている全社連の「社会保険労務士試験センター」が入居しています。
前日の書留、正確には簡易書留郵便の送り主様である試験センター、
ノックをして中に入ると
センター長である戸崎淳一様が快く迎えて下さいました。
アポ無しで訪れたことに関するお詫びをすると共に「特定社労士試験」こと特定社会保険労務士国家試験に合格出来た旨を報告しました。
僕が社会保険労務士会館(社労士ビル)を訪問した理由、
実は3回目の挑戦で合格を果たした第18回特定社労士試験への出願時に「粋な計らい」をして下さった女性職員のK様に御礼を伝えたかったからです。
しかしながら戸崎センター長曰く
「彼女は期間限定の臨時職員でこざいまして、現在は出勤しておりません…」
説明によると「社労士試験」こと社会保険労務士国家試験の願書受付が迫るゴールデンウィーク明けには復帰するとのこと。
残念でしたが、こればかりは仕方ありません。
戸崎センター長に一言伝えて社会保険労務士会館(社労士ビル)を後にし、東京駅から東京メトロ丸ノ内線に乗って千代田区の霞ヶ関駅へ…、
東京駅から「逆ルート」で直方駅まで帰宅しました。
勿論、3月21日(春分の日・火曜日)の未明には『ポパイ』の沼津駅南口店で仮眠を取っています。
福岡県太宰府市の自宅に帰り着いたのは3月22日(水曜日)の深夜1時過ぎのこと、
3日前の15時過ぎに岡山駅を出た後、母親が丁寧に封を切ってくれた全社連・試験センターからの簡易書留郵便を開き
「令5・3/19(日) 12時」
私は福岡県在住の「特定社労士」こと特定社会保険労務士です。
私は2012(平成24)年の11月から4年間に渡り
「合格基準が透明な社労士試験」
「受験生の努力が報われる社労士試験」
の実現を目指して日々奔走されていたtktk様の活動を誇りに思っております!!