「539分の9」、当たれば余程の運の持ち主ですね | 福岡の団塊ジュニア世代進路アドバイザー特定社労士・山本幸司のブログ

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生粋の福岡県人である「特定社労士」こと特定社会保険労務士によるブログです。

JR東海、

「国鉄」こと日本国有鉄道の分割・民営化に伴い1987(昭和62)年4月1日(水曜日)に発足したJRグループの1社であり、

極端に言えば我が国初の新幹線である東海道新幹線の収益で成り立ってるような鉄道会社です。


そのJR東海の「稼ぎ頭」となっている東海道新幹線に使用されているのは「N700系」と言われるクチバシが長い車両、


空気抵抗を抑えることを念頭に置いた設計によってこのような車体デザインとなりましたが

そのお陰で東京駅(東京都千代田区)〜新大阪駅(大阪市淀川区)間を結ぶ東海道新幹線を

2時間半の高速で走ることが可能となっています。


このことから解るようにJR東海と言えばどうしても東海道新幹線のイメージが強いものですが、

東海道本線や中央本線をはじめとした在来線も地域の足として沿線の皆様方に利用されています。


新幹線の「顔」がN700系ならば在来線の「顔」は「313系」なる美白の一般形車両、


1999(平成11)年にデビューしたこの電車は当時「美白の料理研究家」として名を馳せていた鈴木その子さんに因んで

©㈱ソノコ

「その子電車」

なる仇名が付けられました。


JR東海の電化区間ならば殆どの路線で活躍している313系は走行路線の実情に合わせ

*地下鉄や路面電車、モノレールでもお馴染みの一般的な「ロングシート」


*昔ながらの4人掛け座席にロングシートをミックスした「固定セミクロスシート」


*2人掛けの快適な「転換クロスシート」、若しくはロングシートをミックスした「転換セミクロスシート」


更にはJR東海独自バージョンとして

*赤い豪華な転換クロスシートに横引きカーテン仕様の「セントラルライナーシート」


この車両はかつて名古屋都市圏を走る中央本線にて定員制列車「セントラルライナー」に使用され、乗車券や定期券の他に310円の「乗車整理券」が必要でした。

そのため車体のカラーも一般的な「その子カラー」と違い独特なものとなっています。



1999(平成11)年から2014(平成26)年までの15年間に539両が製造され、JR東海の在来線に於いて最大勢力となっている313系、

それだけに鉄道模型の世界でも人気がありますが


中には「超レア」な車両もあります。


313系1700番台、


愛知県豊橋市の豊橋駅から長野県上伊那郡辰野町の辰野駅との間を結び、風光明媚な路線として全国区の人気を誇る同社の飯田(いいだ)線


主なポジションとしていますが、この車両は何と3両✕3編成=9両の極小所帯、

特徴としては


何と言っても寒冷地を走る車両には必需品の「半自動ボタン」、


飯田線は信州の寒冷地にレールが敷かれています。


特にこの1700番台はワンマン運転に対応していませんのでボタンの周りに「入口」「出口」「締切」といった表示灯が無くスッキリしています。



車内は転換クロスシートとロングシートをミックスした「転換セミクロスシート」、


飯田線は約196kmの間に駅が何と92ヶ所あり、しかも豊橋駅〜辰野駅間を全区間直通、いやその先へ向う列車も存在し、所要時間は7時間以上!!

従って転換クロスシートは必要不可欠でしょう。


あと、車内では飯田線を走行する長野県内の自治体や企業様の広告が目立つのがチャームポイント、


539両中、僅か9両の「超レア車両」、

乗車出来た人は余程の運の持ち主ですね。





私は福岡県在住の「特定社労士」こと特定社会保険労務士です。


私は2012(平成24)年の11月から4年間に渡り

「合格基準が透明な社労士試験」

「受験生の努力が報われる社労士試験」

の実現を目指して日々奔走されていたtktk様の活動を誇りに思っております!!



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