九州全域と山口県が例年より遅く梅雨入りとなった2022(令和4)年6月11日(土曜日)、
私と母親は福岡県太宰府市の「九博(きゅうはく)」こと九州国立博物館にて開催されている特別展『北斎展』を見に行って来ました。
世界中に蔓延している新型コロナウイルス禍も3年目となりましたが、鎮静化状態の昨今では全国各地の観光地が昔の賑わいを徐々に取り戻しています。
九博に繋がる「学問の神様」太宰府天満宮の参道も同様です。
太宰府天満宮に於ける水無月の見所は花菖蒲、
多くの観光客がスマホやデジカメを綺麗な花へ向けていました。
太宰府天満宮の敷地内のうち、九博の周辺には避妊・去勢手術を施した「地域猫」が数匹ほど住み着いており、多くの女性の方々を癒していました。
僕達親子は猫ちゃんに手を振って九博の出入口を潜ります。
2005(平成17)年の10月に日本国内4ヶ所目の国立博物館として開館した九州国立博物館、
偶然にも開館した年の元号と同じく今年で17年を迎えます。
今年の4月16日(土曜日)から開催中の『北斎展』も6月12日(日曜日)が最終日、
その関係で館内は『北斎展』目当ての見物客でごった返していました。
今回の主人公である北斎と言えば勿論、江戸時代後期に活躍した我が国を代表する浮世絵画家の葛飾北斎、
幾つもの時代を越えて今なお愛され続けています。
皆さんがお目当てである3階の特別展示館、
北斎の代表作「富嶽三十六景」をはじめとした作品は原則として撮影が禁止されているものの、一部の作品については撮影が可能ということ、
旧暦の月日毎に描いた『日新除魔図』がそれに該当します。
旧暦には存在した「2月30日」、
母親の誕生日である12月18日、
残念ながら私の誕生日である7月30日の『日新除魔図』は存在しませんでした…。
僕とは縁が無かった『日新除魔図』と「2月30日」に関する説明ボードを回ると
執筆中の北斎を表現したパネルが展示されていました。
特別展示館を出ると『北斎展』の臨時ショップが大賑わい、
様々な書籍やグッズの売れ行きは好調のようでした。
「動」の3階に対し、4階の常設展示館は「静」、
母親が大好きな縄文時代の火焔(かえん)式土器が目立つ場所に展示されていました。
母親が一言。
「火焔式土器ならばプラスチック製のミニチュアでも欲しい」
何時の日か夢を叶えさせてあげたいです。
旧石器時代から奈良時代までの展示物がメインの常設展示館、
弥生時代の鉄製器である銅鐸(どうたく)は「守り神」だけあって威風堂々としていました。
その中でも私達親子の興味を引いたのが今年の4月19日(火曜日)から7月24日(日曜日)まで行われている
「かわいい考古学のススメ」
原則として女性の方を対象にしていますが
男性も足を踏み入れることが出来ます。
様々な展示物の中でも1番人気は馬の埴輪、
その「かわいさ」は考古学に興味を持つキッカケとなるでしょう。
大きな埴輪が展示されているスペースを暫く離れなかった母親、
何時の間にか私達親子は特別展の葛飾北斎よりも寧ろ常設展の土器や埴輪類が目的となっていました。
福岡県筑紫野市の五郎山古墳もミニチュアで再現されています。
筑紫野市は太宰府市のお隣に位置する自治体、
是非とも訪問しなくてはなりませんね。
九博に満足した母親と僕、
夕食は福岡県道35号沿いで太宰府天満宮からそんなに離れていないモツ鍋居酒屋『まんげつ堂』さんにて
一人前1,080円也の「醤油味モツ鍋」を二人前で召し上がりました。
とても思い出に残る1日を過ごせたことに感謝します!!
私は福岡県在住の「社労士」こと社会保険労務士です。
私は2012(平成24)年の11月から4年間に渡り
「合格基準が透明な社労士試験」
「受験生の努力が報われる社労士試験」
の実現を目指して日々奔走されていたtktkさんの活動を誇りに思っております!!