我が家の「郵便車」事情 | 福岡の団塊ジュニア世代進路アドバイザー特定社労士・山本幸司のブログ

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生粋の福岡県人である「特定社労士」こと特定社会保険労務士によるブログです。

現在、私は福岡県嘉麻市の自宅にて時間が許す限り母親と一緒に所謂「断捨離」の日々を送っています。

お陰様で鉄筋2階建ての大きな倉庫は殆ど「もぬけの殻」状態となりましたが、作業の途中で乳幼児用の遊具が見つかりました。



どうやら「手押し車」っぽい赤いタイヤ付きの遊具には


「郵便」の文字と明治時代に郵政事業を担当していた逓信(ていしん)省に由来する「〒」マークが黒いマジックで書かれていました。



多分、僕が母親もしくは今は亡き父親にねだって書いてもらったのでしょう。


赤ちゃんから幼稚園(保育園)年少組までのお子様が1人だけ乗れるサイズの「手押し式郵便車」、


母親が手押し車に付いている紐を引っ張ってくれて遊んでくれました。



勿論、幼き日の僕を乗せて。


しかしながら、ついに「郵便車」ともお別れの日が来ました。

不要となった家財道具と共に自治体の指定業者さんが所有する2tトラックへ積み込まれ


幼き日の思い出が残る貴重な玩具は


永遠の旅へと出て行ってしまいました…。



でも、我が家から完全に「郵便車」が消滅したわけではありません。

「〒」マークが目立つ郵便専用客車が2両、


それに郵便物と主に新聞などの小荷物を同時に運べる郵便・荷物合造(ごうぞう)電車が1両、


計3両の「郵便車」を保有しています。

まっ、あくまでも模型ですけどね。


大きな「〒」マークの専用車に対し


合造車の場合は


「〒」マークも申し訳程度の大きさ、


その理由はズバリ「所有者の違い」に他ありません。


専用車は旧・郵政省の車両、

対する合造車は旧・「国鉄」日本国有鉄道の車両、

以上のようになっていました。


明治時代以来の長い歴史を誇った鉄道による郵便事業も高度成長期以降は主役の座をトラックに奪われてしまい大赤字に転落、

国鉄の最末期となる1986(昭和61)年の秋を以て廃止されました。


従って、現役の郵便車はトラックや軽バンといった貨物用の自動車だけとなっています。

ご参考までに。





私は福岡県在住の「社労士」こと社会保険労務士です。


私は2012(平成24)年の11月から4年間に渡り

「合格基準が透明な社労士試験」

「受験生の努力が報われる社労士試験」

の実現を目指して日々奔走されていたtktkさんの活動を誇りに思っております!!