「団塊世代」「集団就職者」の星として | 福岡の団塊ジュニア世代進路アドバイザー特定社労士・山本幸司のブログ

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生粋の福岡県人である「特定社労士」こと特定社会保険労務士によるブログです。

本日2020(令和2)年9月16日(水曜日)、

我が国に新しい内閣総理大臣が誕生しました。


菅義偉(すが  よしひで)総理、

自由民主党に所属する衆議院議員であり、内閣官房長官時代に現在の元号「令和」を公表して以来

「令和おじさん」

としてすっかりお馴染みとなりました。



元号発表の瞬間、私は自宅のテレビと向き合っていましたよ。



「平成おじさん」小渕恵三総理に続き


「令和おじさん」も一国一城の主になりましたね。


菅総理は歴代の総理大臣の中でも珍しい経歴を持っています。

高校卒業後に現在の秋田県湯沢市から集団就職で上京、



都内の段ボール工場に入社するも自身の無力さを感じ、一念発起して働きながら2年の月日を費やして学力と学費を貯め、「東京六大学」の1つである法政大学へ入学、

昼は学問、夜は仕事に励んだ情熱的な4年間を過ごしました。


やがて政界に入り、2012(平成24)年の12月に発足した第2次安倍晋三内閣では要職である内閣官房長官に任命され、つい先日まで任務を全うしました。


8月28日(金曜日)に安倍総理が体調不良により自民党総裁それに内閣総理大臣からの引退を発表、

自民党のトップを決める総裁選挙では自民党政務調査会長の岸田文雄議員、元・自民党幹事長の石破茂議員との巴戦になったものの、当初から一歩リードしていました。


事実、2日前の14日(月曜日)に行われた総裁選挙でも


党内の国会議員や都道府県から圧倒的な支持を得て


他の候補者に大差を付け


第28代目の自民党総裁に選出されました。



前総裁の安倍晋三・内閣総理大臣が祝辞を


新総裁の菅義偉・内閣官房長官が決意を


それぞれ述べ、今回の総裁選挙を戦った3名の候補者が横一列に並び


新総裁から前総裁へ労いの花束が贈られ


最後は「太刀持ち」に岸田政調会長、「露払い」に石破元幹事長を従えて4名で万歳!!



連続7年8ヶ月、通算で8年8ヶ月に渡る自民党総裁、そして内閣総理大臣としての任期はいずれも歴代最長、

これからは「一国会議員」「一代議士」として引き続き国民のために活躍されることでしょう。

安倍総理、本当にお疲れ様でした!!


翌15日(火曜日)付けの新聞、

各紙とも一面は新しい自民党総裁の誕生を取り上げており、


働きながらコツコツと学力・学費の両方を貯めた2年間の苦労も紹介されていました。



そして今日9月16日(水曜日)、

運命の首相指名選挙が実施されました。


まずは衆議院議員の先生方が投票します。



結果として衆議院は投票数が過半数に達したことにより自民党の菅総裁を指名、


次点は立憲民主党の枝野幸男代表でしたが、何故か自民党の若きプリンス・小泉進次郎環境大臣に1票だけ入っていました。

小泉大臣本人が投票したのでしょうか?


続いて参議院議員の先生方に順番が回って来ました。



参議院の場合、衆議院とはシステムが多少異なりますが


「記名式投票」なのは共通しています。


同じく参議院でも菅総裁がトップ、


これにより、自民党の菅義偉総裁が第99代目の内閣総理大臣に決定、

菅内閣がスタートを切りました!!


ところで「菅内閣」は10年前、2010(平成22)年の今頃も存在していましたが、こちらは菅直人総理を核とする「菅(かん)内閣」、


しかも自民党の総裁ではなくは旧・民主党の代表でした。


東京・台東区の上野駅は集団就職で地方から上京した人生の先輩方にとって「心のふるさと」、


秋田のイチゴ農家で育った団塊生まれの勤労青年は


辛いときや苦しいときに上野駅を訪れて遠い故郷を懐かしんだ経験もあるでしょう。



その青年が今や天下の内閣総理大臣、

「団塊世代」「集団就職者」の星として私達日本国民のために頑張って下さい!!


自身で学力を伸ばし学費を稼いで入学した母校も応援していますよ。


「本学第一部法学部政治学科を1973年3月に卒業された菅義偉さんが、第99代内閣総理大臣に選出されました。

ご活躍を祈念いたします。

以上

2020年9月16日
法政大学」

©️学校法人法政大学





私は福岡県在住の「社労士」こと社会保険労務士です。


私は2012(平成24)年の11月から4年間に渡り

「合格基準が透明な社労士試験」

「受験生の努力が報われる社労士試験」

の実現を目指して日々奔走されていたtktkさんの活動を誇りに思っております!!