四半世紀を迎えた九州の深夜番組 | 福岡の団塊ジュニア世代進路アドバイザー特定社労士・山本幸司のブログ

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生粋の福岡県人である「特定社労士」こと特定社会保険労務士によるブログです。

我が国がバブル景気に沸いていた1989(平成元)年10月2日(月曜日)の深夜24時25分、

正確に言いますと1989(平成元)年10月3日(火曜日)の午前0時25分、

福岡市中央区のKBC九州朝日放送(テレビ朝日系列)で或る若者向けバラエティ番組がスタートしました。


その番組名は『Duomo(ドォーモ)』、

今月で丸四半世紀を迎えた長寿番組で、現在では宮崎県を除いた九州各県で放送されています。


『Duomo』、今から20年ほど前は毎日のように観ていました。


長寿番組だけあって途中に2回もの大規模なリニューアルが実施されたわけですが、私がお世話になったのは初期の頃です。


その頃のMCは

*山口県下関市出身のローカルタレントで声優の広川太一郎さんに声がソックリな川上鴻一郎さん



*熊本県人吉市出身のローカルタレントである村仲ともみ(現・村仲皆美)さん



*かつて陣内孝則さんが率いていたロックバンド『ザ・ロッカーズ』とも親交の深かった音楽プロデューサー兼ミュージシャンの深町健二郎さん




番組リポーターは

*KBCが誇る伝説の深夜ラジオ番組『PAO~N ぼくらラジオ異星人』で人気を博した「パンツ園田」「哲っちゃん」こと園田哲也アナウンサー(当時)



*「肇ちゃん」こと小林肇アナウンサー(当時)



*「アッキー」こと秋山仁志アナウンサー(当時)



*ハイテンションなキャラのためにタレントと勘違いされることが多かった「武坊」こと武内裕之アナウンサー(当時)



*福岡市長に大出世した高島宗一郎アナウンサーの後を引き継いだ宮本啓丞(みやもと けいすけ)アナウンサー

*今年の4月に再びアナウンサーとして復帰を果たした平川尚子アナウンサー

*「へんみくん」こと逸見明正(へんみ あきまさ)アナウンサー

の局アナ陣と

*今や九州でナンバーワンのローカルタレントである「華世姉」こと山本かよ(現・山本華世)さん



*愛知県碧南市出身の脚本家・劇団主宰者で今年の2月からは地方議員も兼任している「スター高橋」「アフロ高橋」こと福岡県糸島市議の高橋徹郎さん



*男性からの人気が高かったローカルタレントの荒木美穂さん



*KBCの人気ラジオ番組『ナイトスロープ 3P』の名パーソナリティだったローカルタレントの「なかじー」こと中島浩二さん

*博多華丸・大吉コンビを輩出した福岡吉本興業の所属で自衛隊出身の肩書きを持つお笑いタレントの「コンちゃん」ことコンバット満(こんばっと まん)さん

*スポーツ万能のローカルタレントである「ふみウーマン」こと斉藤ふみさん

といったタレント陣でした。


1回目のリニューアルは1999(平成11)年4月に行われましたが、この時には

*武内裕之アナウンサー
*中島浩二さん
*山本華世さん

がリポーターからMCに出世しました。


そして2回目は昨年2013(平成25)年の年明け早々のこと、

*高橋徹郎さん
*コンバット満さん
*斉藤ふみさん

がそれぞれリポーターからMCへと出世されています。


リポーターとして視聴者からの高い支持を得た局アナやローカルタレントの方々をMCとして起用するKBCの手法はハッキリ言って

「巧い!」

の一言に尽きます。


皆さんご存知の通り、テレビやラジオには「改編」というものがあります。

その改編によって贔屓にしていた出演者が降板するケースが発生しますが、それによって視聴者や聴取者が番組から離れていく、といった話をよく聞きます。

特に出演者を総入れ替えした場合、下手をすれば支持を失い「打ち切り」という悲惨な結末に繋がることもあります。


しかし、KBCの場合は常に

「引き継ぎ」

を大切にしています。


視聴者の私達としても

「武坊、出世したね。

おめでとう」

とか

「ふみちゃん、長い間頑張ってきて本当に良かったね」

というふうに思わず嬉しくなるものです。


新人の頃から応援している出演者の方々が成長していく姿、番組を観ている私達も刺激を受けています。

『Duomo』はドキュメンタリー番組の要素も担っていますね。


26年目に突入した『Duomo』、これからも九州のテレビ界に様々な話題を提供してくれることでしょう。