「ITILを柱に」、ITIL®で日本の生産性向上を目指す Yamatil_です
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ご無沙汰です、別に体調不良などでブログ投稿が
滞っていたわけでもなく、仕事と、あるプログラムに参加の為
2ヶ月ぶりの投稿となった
あるプログラムとは、異業種の仲間と共創して
地域の課題解決を行うというプログラム
この問題の解決のメソッドは、Yamatilが常日頃から考えている
【共創】 というマインドが大事になる
そこで、知識習得の為、以下2冊の書籍を読破した
Amazon.co.jp: 地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門 : 木下 斉: 本
商店街の復権 ――歩いて楽しめるコミュニティ空間 (ちくま新書 1775) | 広井 良典 |本 | 通販 | Amazon
Yamatilが考えた要点 3つ
①自主性 × 持続性
②この状態 なるべくしてなった しかし、アーケードの求心力は今でもある
③勝ち筋の見極め 地域密着人口の増加、ヨーロッパ式(≠アメリカ)の地域開発
地方のシャッター商店街を歩くとき、そこに衰退の影と同時に、
どこか捨てがたい「温もり」や「潜在的な求心力」を感じないか?
今回の「ホンとの共創」では、
地域再生のバイブルである木下斉 著『凡人のための地域再生入門』と、
都市とコミュニティの本質を問う広井良典 著『商店街の復権』の2冊を紐解く
1. 『凡人のための地域再生入門』が突きつける「主体性」と「経営のロジック」
地域活性化の現場で陥りがちな最大の罠は、「感情論」や「善意への甘え」
木下斉氏の著書は、覚悟を持った当事者意識と冷徹なまでの経営ロジックの必要性を
突きつけている
①「人のため」という傲慢さを捨て、主体性で立つ
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「人のため」という免罪符の排除:「地域のため」「人のため」と考えて活動すると、無意識のうちに「評価されて当然」という過剰な期待や、「これくらい許されるだろう」という甘え・傲慢さが生じがち
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外部依存や免罪符を捨て、自らの意思と事業で立つ「主体性」こそがすべての出発点となる
②「漠然とした不安」を直視し、自ら動き出す
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原因追及なき放置の危険性:直面する課題や不安を漠然としたまま放置すれば、状況は悪化する一方
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仮に時間や他人が一時的に解決してくれたとしても、それは「動かない習慣の惰性」を反復するだけに過ぎない
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悩んで暗くなっている人を誰も助けてはくれない現実を直視し、自ら原因を突き止めて動くことが手応えのある生き方へとつながるはず
③ ビジョンによる共感と、2〜3人の賛成で動くスピード感
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ビジョンなき場所に人は集まらない:明確な将来像(ビジョン)を示して共感を勝ち取らなければ、誰も動かない
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そして合意形成においては、7〜8人の顔色を窺う八方美人を排し、「2〜3人が良いと言った段階で即実行・一歩を踏み出す」スピード感が大事
④ 持続性と世代交代
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自立した収益と楽しさの両立:経済的(収益)に自立し、かつ自分たちが楽しくなければ事業は長続きしない
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自分たちの手を動かして実績を作りつつ、次世代を巻き込んで権限を委譲していく「持続的な循環構造」が不可欠
2. 『商店街の復権』に見る「コモンズ化」と「場の価値」
広井良典氏の著書は、昭和・平成の都市計画がもたらした課題を整理し、
アーケード商店街を単なる「買い物の場」から「コミュニティの共有財(コモンズ)」へ
再定義する重要性を示している
① 成熟社会の豊かさと「市場・コミュニティ・自然」の3層構造
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ヨーロッパ式ウォーカブル・シティへの転換:効率性と自動車中心の都市計画から、多世代がゆったり滞在し交流できる歩行者中心の空間へ。
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人間と社会の持続可能性は、「市場経済」「コミュニティ」「自然(環境)」の3層がバランスよく調和して初めて実現
② ショッピングモールと商店街の決定的な違い
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効率的購買 vs 居場所とセーフティネット:商業効率を追求する郊外モールや百貨店に対し、商店街の真価は「歩行者専用の居場所」であり、孤立・孤独を防ぐ「他者との温かなつながり(親和動機)」にある
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ひとつ屋根の下の強み と言えるであろう
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老舗の力と社会的課題の解決:地域の老舗が長年培った歴史・信用・ネットワーク(顔の広さ)を活用し、買い物難民支援やフードロス削減、子育て・福祉活動のプラットフォーム化など、「誰一人取り残さない社会」を支える拠点へ進化させることが求められる
③ 構造要因の理解と「使う・活かす」へのシフト
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衰退の複合要因:衰退は単なる人口減少ではなく、車中心政策(政策)、店主の高齢化や後継者不足67.7%・廃業62.3%(供給)、郊外シフト(需要)、更地化を防ぐ税制や地権者の固定資産税構造(制度)の複合要因
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「火付け役」とマッチング:新しい建物を「つくる」時代から「今ある空間をどう使うか」へ
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自らの経営基盤を持つ少数精鋭の「火付け役」が動き、若い挑戦者と空き店舗をマッチングさせることが打開策となる
3. 共創の解:アーケードの求心力 × 都市で不完全燃焼の「駆け出しクリエイター」
2冊の書籍が示す「経営ロジック・主体性・持続性」と「ウォーカブルなコモンズ化」を
重ね合わせたとき、そこに1つの解らしきもの「希望の光」が見えてくる
アーケードの求心力は、決して捨てたものではない
高度経済成長期に発展し、モータリゼーションの中で一度は衰退を見せた全蓋式アーケード
しかし、雨風を遮り、自動車の脅威から歩行者守るこの全天候型空間には、今なお人を惹きつける強力な「求心力」とポテンシャルが眠っている。昭和が残した【奇跡】とも言える。
都市のノイズに埋もれる「駆け出しクリエイター」の解放
一方で、東京などの大都市には、高い生活コストと目先の市場評価、無数の情報ノイズに晒され、自らの「内発的動機」や自己表現に停滞・不完全燃焼を感じている若手クリエイターが無数に存在
「居住 × アトリエ × 小商い」が生み出す新しい風
この両者をマッチングさせることこそが、商店街活性化の極めて強力なメソッドになるはず
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挑戦の場としての空き店舗:低コストで居住と制作スタジオ(アトリエ)、そして作品展示やショップ・カフェ(小商い)を兼ね備えた拠点を構築。
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商店街の新たな「火付け役」へ:彼らの純粋な表現欲求と手仕事が、アーケードという巨大なステージ上で開放される
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地域の老舗の「顔の広さ」と若いクリエイターの「表現力」が結びつくことで、市民との温かな交流が生まれる
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「多様性・希望・挑戦」が循環する街:一人のクリエイターの挑戦が「火付け役」となり、次の挑戦者を呼び込む
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単なる一過性のイベントではなく、根気強く持続的に人が関わり続けることで、商店街は地域のウェルビーイングを体現する場へと再生する
おわりに
商店街の再生は、短気な特効薬では解決しない
「人のため」という甘えを捨て、自らの主体性と経営ロジックをもって一歩を踏み出すこと
そして、アーケードが持つ求心力を信じ、都市の若き才能とともに
「多様性・希望・挑戦」を育み続けること
これこそが、本との共創から見えてきた、持続可能で心豊かな「これからの地域社会」の姿
に見えませんか?

