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日本で一番東にある納沙布岬を後にし、今度は西に経度を戻す。さあ、根室市街へ戻ろう。

 

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沿線風景。根釧地域らしい。水ともっこりとした台地の上に、緑がある。綺麗だ。

 

 

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こういった海岸線が入り組んだ地形が続く。

 

 

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夕日をバックに根室半島線を撮ってみた。本当に美しく、綺麗だ。


納沙布岬は、北海道で一番東に位置するため、北海道で、一番早く初日の出が上る地として有名だ。しかし、緯度の関係で日本本土で一番東に位置しながらも、日本本土で一番早く初日の出は上らない。さて、日本本土で一番早く初日の出が上るのはどこだと思いますか?

 

 

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走りやすい2車線の快走路が続く。
周りはひたすらに草原だ。



さて、先ほどの問題の答えは、千葉県の犬吠埼。元日、犬吠埼は6時46分に初日の出を拝むことが出来るが、納沙布岬は6時49分と、3分遅い。ちなみに何故どうしてこういう現象が起こるかというと、地球の地軸の傾きの関係により、南東方向に行くほど初日の出が早くなる傾向にあるためだ。


ちなみに、離島を含めると日本最東端の南鳥島は5時27分と、犬吠埼や納沙布岬よりも1時間以上早い。

 

 

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根室半島は、左も右も海に囲まれているため、風が強い。そのため、その強い風を生かした風力発電で有名だ。

 

 

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それにしても美しい夕日である。

 

 

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根室半島線はしばらく海岸線をただひたすらに走行する。もうすぐで根室市街だ。

 

 

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根室市街に入って行く。突如建物が増え始めた。

 

 

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本町3丁目、本町4丁目交差点で北海道道313号根室港線と交差する。
この交差点を左折すると、第1部の根室半島線の国道44号との交差点、つまり起点にたどり着く。

本町3丁目、本町4丁目交差点

直進方向 北海道道35号根室半島線
国道44号 西浜町

左折方向 北海道道313号根室港線(花咲町通)
花咲港 根室市役所 国道44号

右折方向 市道
根室港

 

 

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岬町5丁目、平内町1丁目、定基町2丁目交差点で根室半島線は左折する。直進すると西浜町に抜け、最終的に国道44号にたどり着く。


岬町5丁目、平内町1丁目、定基町2丁目交差点

直進方向 市道
国道44号 西浜町

左折方向 北海道道35号根室半島線
国道44号

 


終点

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松本町4丁目、北斗町3丁目、光和町1丁目、敷島町2丁目交差点で国道44号、北海道道142号根室浜中釧路線と交差し、北海道道35号根室半島線は終点となる。ちなみに、北海道道142号根室浜中釧路線は総延長が163.1kmもあり、重複区間を除いた実延長でも100kmを超え、北海道で一番最長の道道である。

松本町4丁目、北斗町3丁目、光和町1丁目、敷島町2丁目交差点

 

直進方向 北海道道142号根室浜中釧路線

霧多布 落石


左折方向 国道44号

納沙布岬 明治公園 根室市役所 根室駅


右折方向 国道44号

釧路 厚岸 浜中 厚床



総括

レポート、やりきった。100本目ということでいつも以上に気合いを入れてお届けしたが、如何だったろうか。

根室半島線の最果て感といったら、右に出る道は無いだろう。これほど最果てを感じさせる路線はないだろう。

根室半島線を走っていると、日露の領土問題は微塵も感じさせないほど平和で、のどかで素敵な道だった。納沙布岬から見ると、国後島は眼前にあり、どうしてここに事実上の国境線が引かれてしまったんだろうと強く感じた。

納沙布岬に行った際には、北方館にも是非訪れて欲しい。普段見ることのできないような貴重な資料が沢山ある。

今回でレポート100本目を迎えた。これからも100本に到達したからと言って油断せず、気を引き締めて北海道の道道の魅力をこれからもずっとお伝えしていきたい。本当にここまで来れたのも読者の皆様が居てくれたからである。本当にありがとう。


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