【ウルバト】1年目の記録 | 山和(やまかず)のブログ

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たまに走ったり、ゲームしたり、謎解きやったりしています。

ウルバトをはじめて1年が経った。

こういう形で1年目を迎えるなんて思ってなかったけれど。

 

 

1年前のあの頃のことを思い出してみた。

 

私は、その年の3月まで、あるプロジェクトのリーダーを任されていた。

その仕事の精神的な重圧は非常に大きく、今振り返れば当時の私はかなり精神的に病んでいた。

 

精神的に病んだ時、人は2つのタイプに分かれると思う。

一つは、どんどん精神的、肉体的に弱っていき、活動できなくなるタイプ。

もう一つは、イライラを増大させ、攻撃的になるタイプだ。

 

私は後者で、多くの人に心配や迷惑をかけた。

 

不幸中の幸いは、このタイプは、とりあえず活動はできるので、多くの方のご協力によりそのプロジェクトは無事、成功裏に終え、残務処理も、いくつかやりきれないことは残ったが、まぁ、後の者に大きな迷惑をかけない程度には終えることができた。

 

4月に別の部署に異動し、ようやく人の生活を取り戻すことができ、5月の連休を迎えるころには精神的にも回復の兆しが見られ、気持ちに余裕が生まれてきた。

 

その頃から、時間つぶしのため、タブレットで出来るゲームを探しはじめた。

以前、少し書いたが、10年以上遊んでいたオンラインのカードゲームは、プロジェクトのリーダーに任命されてから、オフの時間まで人と争うのが精神的にしんどくなってしまって辞めており、再開を試みたものの、前のように楽しく遊ぶことはできなかった。

 

最初は、無料のゲームを探し、いろいろ入れてみたものの、どれもイマイチな感じだった。

 

やはりある程度の課金は必要と考え(カードゲームでも課金していたのでその点は抵抗がなかった)、ゲームの候補を有料ゲームにまで広げて探すことにした。

 

その時の検索ワードは、「シミュレーション」「育成」「コレクション」とかだったと思う。

 

「フロントミッション」や「タクティクスオーガ」といった感じのゲームが好きだったので、そんなふうなゲームを探していた覚えがある。

そして、重要な要素は「対戦ゲームでない」というところで、まだしばらくは、人と勝ち負けを争うゲームはやる気になれなかった。

 

そうして出会ったのがウルバトだった。

 

あれは、5月18日、月曜日の風呂上がりだったと思う。

 

いつもと同じように検索ワードを入れながらゲームを探していると、ウルバトがヒットした。

他のゲームと同じように、とりあえずインストールしてみて、まずその怪獣のグラフィックのキレイさに目を見張った。

子どもの頃に大好きだった、ウルトラマンやウルトラセブンの記憶が蘇り、その怪獣たちが、この美しいグラフィックで操れると思うと、物凄くワクワクした覚えがある。

 

怪獣の入手方法がオークションというのも気に入った。

 

昔から、いろいろなものをコレクションするのが趣味だった私は、例えば、ヤフーのオークションにはサービス開始当初から参加するなど、オークションも大好きだった。

 

さっそくウルバトのオークションに参加したところ、その時の出品がバルタン星人とグルジオキングだったという話はもう何度かしているが、本当に運命的だった。

 

落とせそうなギリギリのところを狙って入札し、その日の深夜0時の改札までドキドキしながらオークションを見ていた覚えがある。

 

最初にブログを書いたのは、その3週間後。

その記事には、

「熱しやすく冷めやすいので、どれだけ続くか(日記も含めて)わからないが、せめて、数カ月は楽しめるといいな。」

と書いてある。

 

その時には、実際自分がどれだけこのゲームにハマるかまったくわからなかった。

1年後もこのゲームを続けているかどうか予想できなかったし、ましてや、自分が飽きるより前にサービスが終了するなんて思ってもみなかった。

 

そして、あれだけ対戦ゲームを避けていた私が、アリーナにハマってしまうのも、また想定外の出来事だった。

 

ただ、アリーナは、私がそれまでオンラインの対戦ゲームで感じていた殺伐さ以外のモノがあった。

私の経験したオンラインゲームは、対戦相手の顔が見えないせいか、殺伐とすることが多かった。

 

しかし、ウルバトのアリーナでは、真剣勝負をする中で、いろいろな方と温かい交流をさせていいただき、本当に嬉しかった。

 

そんな皆さんも、今では多くが、「7日以上前」の人となっている。

 

私も、とりあえずの目標だった1年目のログインボーナスをいただくことができたので、ここから先は終活を進めていこうと思う。

いよいよ私のウルバト生活にも、終わりが来たようである。