10月19日~24日 JR大阪三越伊勢丹10階催場
人間ではないものに「会いに行く」って言い方、あまり好きじゃないけれど、
まさに「この子に会いに」だけ行ってきた。
新聞に載った、この子。
幼さが残る顔をキリリとひきしめ、体全体にエネルギーが満ちている。
仕事帰りにいつもは通過点の大阪駅で降り伊勢丹のエレベーターに飛び乗る。
催場へ直行、そして会場内を見渡し・・いたいた!あそこだ。
早足で、靴音を響かせて向かっていく私は、ただの怪しい人だったろうな。
しかし行ってよかった~
ほんとにかわいくて、けなげで、元気があって。
この間、数分間だったけれど、自分が笑顔になるのがわかったもの。
なお、この作品は新人賞を受けている。
大阪府寝屋川市 塩坂栄子さん、67歳!
このお年で新人賞!?素晴らしい。
「木芯桐塑紙貼(もくしんとうそかみばり)
『朝稽古』」
右足だけで立っている。
技術的なことは何一つわからないが、バランスをとるのが難しかったのではないかと思う。
「桐」「紙貼」という字から、軽い素材と想像するが。
剣道の朝稽古に駆けつける男の子と私は思っていたが、
朝稽古で走っている最中なのかもしれない。