こんにちは。

 

金沢のわがっしー(和菓子好き)な料理屋四代目、山縣 秀行(@kotobukiya_yama)です。

 

 

今日の和菓子は、御菓子処 美福さん製『ささげ餅

 

お餅の周りに付いている豆は、ささげという豆。

 

ささげは、小豆と違って、煮ても皮が破れないため、江戸時代には腹が破れない(切腹しない)ということで、縁起が良いものとされていました。

 

金沢には、土用の入りに食べる「土用餅」という習わしがあり、このささげ餅が昔からよく食べられています。

 

ささげ餅は、塩味に煮たささげ豆を餅に付けた和菓子。

 

和菓子とはいえ、ほんのりとした塩味。食欲が落ちてしまう夏でも食べやすいような味付けになっている。

 

金沢だけでなく、福井では「とびつき団子」富山では「ささぎ餅」と呼び方は変わるがほぼ同じものがあるようです。

 

夏バテを防ぐためにも、おススメな餅菓子ですね。