こんにちは。

 

金沢の料理屋四代目、山縣 秀行(@kotobukiya_yama)です。

 

 

料亭を訪問した際、玄関から店内に入っていくわけですが、そこでぜひ気をつけていただきたいポイントがたったひとつ。

 

玄関は、そのまま正面を向いたまま上がってください!!

 

上がるときに、後ろを向いて靴を脱ぐのはマナー違反です。

 

お迎えしてくれている人に対し、お尻を向けないようにしましょう。

 

正面を向いて上がったあと、お尻を向けないように注意しながら、斜めか、横向きにしゃがんで膝をつき、靴をそろえるというのが正式な形。

 

そして、自分の靴は、玄関の端に寄せて置くと更にスマート。

 

夫婦どうしなどで訪問した際は、男性が上がったあと、女性が二人分の靴を揃えたりすると、ちょっとその女性の品格を感じさせるので、おススメです。

 

ただし、料亭や旅館等で下足番さんや、お迎えの仲居さんがいる場合は、靴を脱いだままにして、任せてしまってもOK。

 

あと、細かいことですが、左足から上がるのが礼儀です。

 

武士が攻撃を仕掛ける際、右足を踏み込むことから、左足から上がることにより、攻撃する意思がないという意味があります。

(左の腰に差した刀を抜くことができなくなるからという説もあり)

 

流派によるかもしれませんが、茶席に入る際、客は左足から入るということも同じ考え方からだと思われます。

 

まずは、正面から上がること。

 

そして、左足から上がること。

 

これを覚えておいてくださいね!

 

 

 

 

 

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