こんにちは。
金沢の料理屋四代目、山縣 秀行(@kotobukiya_yama)です。
料亭を訪問した際、玄関から店内に入っていくわけですが、そこでぜひ気をつけていただきたいポイントがたったひとつ。
玄関は、そのまま正面を向いたまま上がってください!!
上がるときに、後ろを向いて靴を脱ぐのはマナー違反です。
お迎えしてくれている人に対し、お尻を向けないようにしましょう。
正面を向いて上がったあと、お尻を向けないように注意しながら、斜めか、横向きにしゃがんで膝をつき、靴をそろえるというのが正式な形。
そして、自分の靴は、玄関の端に寄せて置くと更にスマート。
夫婦どうしなどで訪問した際は、男性が上がったあと、女性が二人分の靴を揃えたりすると、ちょっとその女性の品格を感じさせるので、おススメです。
ただし、料亭や旅館等で下足番さんや、お迎えの仲居さんがいる場合は、靴を脱いだままにして、任せてしまってもOK。
あと、細かいことですが、左足から上がるのが礼儀です。
武士が攻撃を仕掛ける際、右足を踏み込むことから、左足から上がることにより、攻撃する意思がないという意味があります。
(左の腰に差した刀を抜くことができなくなるからという説もあり)
流派によるかもしれませんが、茶席に入る際、客は左足から入るということも同じ考え方からだと思われます。
まずは、正面から上がること。
そして、左足から上がること。
これを覚えておいてくださいね!
【Facebook】では、日々の出来事と想うことを。
https://www.facebook.com/hideyuki.yamagata
【instagram】では、食忘録として日々の美味しいものを。
https://www.instagram.com/hideyuki_yamagata/
【Twitter】では、日々の些細なつぶやきと有益な情報をリツイート。
https://twitter.com/kotobukiya_yama