こんにちは。
わがっしー(和菓子好き)な金沢の料理屋四代目、山縣 秀行(@kotobukiya_yama)です。
今日の和菓子は、山梨・桔梗屋さん製の『桔梗信玄餅』
『桔梗信玄餅』は、山梨を代表する銘菓。
明治22年創業の老舗和菓子店の桔梗屋さんが販売する、一日に10万個を売り上げるというお化け商品。
桔梗信玄餅は、昭和43年に発売。
あの風呂敷に包まれた独特なパッケージも当時のままで、今でも人の手によってひとつづつ結ばれている。
信玄餅という名だが、かの山梨を代表する戦国武将の武田信玄とは、まったく関係がないらしい。
山梨を代表するお土産になってほしいという想いから、信玄公の名前を借りたのだとか。
結果、発売翌年に、信玄公が主人公の大河ドラマが放送され、そのブームにのって大ブレイクし、以来、山梨を代表するお土産になった。
商品の名前ひとつで、大きく売り上げが変わるという示唆に富んだエピソード。
あの信玄餅、いかにきなこを撒き散らさずにキレイに食べることができるか悩む方も多いはず。
そこで、桔梗屋さんHPでは、桔梗信玄餅のお召し上がり方なるページを公開中。
広げた風呂敷にお餅ときな粉を出してしまい、上から黒蜜をかけ、風呂敷で包んでお餅を揉み、きな粉と黒蜜を混ぜ合わせるという食べ方は、目からうろこ。
桔梗信玄餅を食べる前に、ぜひこちらもご参考に。
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