こんにちは。
かつらー(とんかつ好き)な金沢の料理屋四代目、山縣 秀行(@kotobukiya_yama)です。
私は、ご承知のとおり、大のとんかつ好きですが、洋食屋さんの定番メニューでもあるビフカツも気になる料理のひとつ。
とんかつとはまた違って、牛肉ならではの上品な味わいを楽しむことができるんですよね。
東京出張の際、ちょうど近くに来たこともあり、ビーフかつれつが看板メニューの洋食屋さん『そよいち』さんへ。
調理を担当する店主さんは、なんと女性。
なかなか珍しいですよね。
お店は、カウンター席のみ15席。
カウンター席のみとはいえ、比較的店舗は余裕を持った作りになっており、あまり窮屈さは感じません。
11時のオープンと同時に入店しましたが、11時20分には、次々にお客さんがやってきて満席に。
ちょっと早めか、お昼のずらしての遅めがスムーズに食事できそうです。
◯お料理
ビーフカツ(定食)1,800円を注文。
ライスおかわり自由・豚汁つき。
他のお客さんは、ポークソテーを注文されている方も多かったので、ビーフカツとポークソテーがこのお店の人気商品のようです。
ビーフカツは、注文が入ってから、下ごしらえの済んだ牛肉に手早く衣と纏わせて、揚げられていきます。
カウンター席は、調理の過程まで見ることができるのが嬉しいですね。
ビーフカツなので、結構早く引き上げられている印象。1~2分くらいでしょうか。
ビーフカツとご飯。
写真にはありませんが、こちらに豚汁がつきます。
洋食屋さんらしく、ご飯もお皿で提供。
1人前に、ビーフカツは2枚付いてきます。
黒毛和牛のランプ肉とイチボ肉が各1枚。
味わいが微妙に違う2つのビーフカツを楽しめるというのはテンションが上がります。
イチボの方は、やや脂の甘みを感じるかな。ランプは赤身肉らしい旨味。
ビーフカツの断面。
それほど厚くはありません。
ミディアムレアに揚げられているので、まだまだ赤いです。
しっとりとした口触りに、牛肉の旨味。
ラードで揚げられているので、衣からは香ばしさが立ちますが、ビーフの味わいは比較的上品。
衣はさっくり、密着度も完璧。旨味がしっかり閉じ込められています。
ソースは、ウスターと中濃。
両方試してみましたが、やはり洋食屋さんの料理だからか、ウスターのすっきりした味が合う気がします。
右上のマカロニサラダが、味わい深い。
自家製のマヨネーズを使っているそうで、なんだか懐かしい風味。
こういう付け合せのレベルの高さは、人気洋食屋さんならでは。
◯まとめ
さすがは、2年連続ミシュランのビブグルマンに選ばれるだけあって、総合力の高いお店だなと感じました。
しっかりと下味が付けられた牛肉と、ラードで揚げられた薄衣とのバランスが絶妙で、肉の旨味を存分に楽しめるカツに仕上がっています。
1人前に2枚ビーフカツが付いてきますが、ハーフもメニューにありますので、ちょっと多いと思われる方は、こちらを選ばれるといいかも。
ただ、とんかつより、ずっとあっさりなので、女性でも1人前充分食べることができると思います。
ご馳走様でした!
◯ビーフかつれつ そよいち
東京都中央区日本橋人形町1-9-6
03-3666-9993
11:00~14:30
17:30~20:00
定休日:日曜日・月曜日