新しい職場では、ダントツの年長者である自分。
支店の責任者は、一回りも下。
さらに、残りのメンバーは、20代の女子たちと、男性1名。
しかし、会社のなかでは、一番のフレッシュマンなワタクシ。
と書くと、カッコいいのだが、会社での経験値は一番少ないのだ。
なんとも、特殊な環境であることに間違いはない。
過去、振り返っても初めてのことだ。
職場で最年長なのが、今の自分にとって、どう作用するのか?
障害がなければ、とてもやりがいのある環境となるんじゃないだろうか。
だが、クローズ就労では、先がまったく見えなかった。
これは入社前からだが、絶対に障害を疑われてはならないと心に誓っていた。
万が一にも、障害が分かれば、前の会社のようになってしまうことだろう。
いや、もっと最悪な環境に陥るかもしれない。
大雑把な性格ではあるが、ここは、細心の注意を払って就業しなくては。
そんな心構えのスタートだった。