○仕事の向き・不向きを判断するポイント〜「大変さ」を引き受けられるかどうか? | HSP、HSS型HSPの起業・フィットする生き方、働き方を後押し〜熱が湧き上がる方向に、 強みを生かして働く【ララマル】

HSP、HSS型HSPの起業・フィットする生き方、働き方を後押し〜熱が湧き上がる方向に、 強みを生かして働く【ララマル】

HSPさん、HSS型HSPさんが、熱と強みを生かして、自分らしい生き方・働き方・ビジネスをする後押しをしています。自身もHSP気質(HSS型HSP)であり、10年以上、個人事業主として事業を営み続けています。

GW最終日。

 

近所にとてもいい本屋がありまして、
散歩がてら立ち寄り、帯に惹かれて
こちらを購入。読んでいました。
 
(食のエッセイが好きすぎる)
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その中で、こんな一節が目に留まりまして、

「確かになあ」と思ったのです。


「作家」と呼ばれてそれが仕事になることは想像以上にたのしいことばかりで、ありがたいことだと思って暮らしているけれど、ちゃんと苦しいこともたくさんある。


くどうれいん『桃を煮るひと』ミシマ社、2023 p.100

 


どんなにフィットしていて、
熱が巡る、たのしい仕事であっても、
 
大変なこととか、苦しい局面はある、
ということ。

 


とはいえ、フィットする仕事・働き方と、
ミスマッチの仕事・働き方の「苦しさ」は

やはり質が違うのですよね。
 
 
どう違うのか・・?
 
 
それは、「引き受けられるかどうか」
 
・・その仕事に伴う大変な面とか、
苦しいな・辛いなあと感じるポイントを、
引き受けてもいい と思えるかどうか・・
 
というところです。
 
 
フィットしている仕事であれば、
引き受けよう と思える。
引き受ける心構えでいられます。
 
例えば、コーチング業は
「これが正解です」という客観的な指標が
あるわけではないので、
 
「どのように後押しするのが正解か」
本当のところではわからない、
 
だから考え続けたり、学び続けることが
必要である・・というものです。
 
コーチング業を仕事にできる人は、
その不確かさを引き受けることができる人です。

もちろん、「熱」とか「喜び」とか、
その仕事をすることで
湧いてくるエネルギー量が多いから、
 
大変な面があっても受け入れられる 
という面もあります。
 
 
ミスマッチの仕事の場合は、
 
苦しいと感じる面がそもそも多すぎるとか、
その苦しい感じを引き受けようとすると
エネルギーが失われる感覚があったりします。
 
 
以前、
ビジネスコンサルタントの方から、
 
心の面も含めたコーチング的なサポートも
やってみようか と
相談されたことがあったのです。
 
でも、
熱の方向やフィット感を
確かめていくうちに、
 

数字で測れない「不確かさ」が

どうしてもモヤモヤする、ということで
やらないと決断された方がいました。
 
 
ミスマッチのことって、辛いとか大変だ、
みたいな感覚・感情を越えたところでの
「なんか、どうしても、違う・・!」という
感覚が拭えないのですよね。
 
 
というわけで、
 
仕事や働き方のフィット度合いを測る時、
 
「大変な面を、受け入れられるかどうか」
というポイントで眺めてみると、

 

わかりやすいのではないかと思います。