先日、足を捻挫しまして、
その後は痛みも去り、
だいぶ歩きやすくはなったのですが
引き続き太めのサポーターを巻いている生活です。
さて、捻挫って初めてでしたし
なんで捻挫したのかな・・？など
その前後の心の動きなどを、振り返っていました。
ある夜、ふと思い当たったのが
捻挫する前、
「レベルアップしなければならない」
「追いていかれたくない」
という焦りのような感情に急き立てられていて、
それで、実際に合気道の稽古に
遅刻しそうだったこともあり、
グキっとやってしまったな・・・
ということです。
これは人生の中で何度も感じてきた感情で、
わたくしが
自分とのつながりを見失う時に
おなじみのパターンである
成果主義
の派生形だな・・・と、
スッと思い当たったのです。
スッと思い当たったら、なんだか楽になって
お花畑みたいな気持ちになりました。
成果主義、絡めとられる頻度は
ひと頃に比べてかなり減ったのですが、
何らかの 変化の時には、
顔を出すようですね。
成果主義って「〜でなければならない世界」に
自分を引き留めようとする
ある種のストッパー、安全弁なのです。
だから、自分が（無意識に）
今までの枠の外に出て行こうとする時、
つまり人生に巡る熱量が変化する時、
「おいおいおい、危ないぜよ」と
繰り返す思考や感情として現れ、
そちら側に行かないようにするのですね。
実際に、なんだか大学院に行かないと
いけないような気がする感覚 とか
なんか資格を取らなければ
いけないような気がする感覚 が
何度も出ていて不快だったのですが、
捻挫後、「レベルアップしなければ」の声に
気がついたくらいで、フイッと消えました。
私の場合は成果主義ですが、
誰にでも、カベとして立ちはだかる
パターン って、あるのではないかと思います。
これはきっと、
人生をかけて消化していくパターンで、
「進撃の巨人」の壁みたいに多層になっていて、
新しい世界を生きようとするときに
立ちはだかる。
で、感情の揺れや、なんらかのイベントを通して
消化される。
自分のパターンを知っておくと、
ハマったときに気が付きやすくなり、
ことさらに問題視することもなくなる
「あのパターンだな」で受けとめることができる。
そのように考えています。
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