人間の心というのはつかみ所がなく、一口で心と言ってもいろいろの状態があります。
一般的には記憶機能とか論理機能も心の働きとしますが、
ここでは行動に直接結びつく判断機能を取り上げることとします。
1、事実判断
「正しい」「間違い」「等しい」「異なる」などという判断をする。
2、価値判断
「良い」「悪い」「好き」「嫌い」などの判断をする。
3、感情
「おいしい」「まずい」「怖い」「悲しい」「寂しい」「苦しい」「惜しむ」「怒る」「憎い」
「喜ぶ」「楽しい」「驚く」「痛い」「暑い」「美しい」などという判断をする。
4、信疑
「信ずる」「疑う」などという判断をする。
5、賭け
「困る」「悩む」「迷う」などいう心の状態から脱却するために、
「賭ける」「懸ける」などという判断をする。
6、欲望
「欲しい」「望む」「願う」などという判断をする。
7、自我
「誇る」「ぐれる」「恥じる」「照れる」などという判断をする。
8、祈り
「祈る」「念ずる」「崇める」などという判断をする。
以上8つが心の主な働きです。他には現在のところ見つかっていません。
「正しい」という言葉を価値判断にも使われることがありますが、
価値判断は絶対的判断ではなく、「正しい」と言えることはありませんので、その用法は間違いです。
(この記事は2006.1.22.に投稿したものですが、若干訂正して再投稿したものです。)





