事件勃発 | ヤマガラ家のシーズー日記

ヤマガラ家のシーズー日記

愛犬(シーズー)との散歩や日々の出来事

昨夕の散歩の帰り、事件が起きてしまった。
うちのすぐ近所に100坪あるかないかの小さな児童公園があるのだけれど、
ここで、ワンコを放して遊んでる人がいた。
放しているだけでなく、
入り口にネットを張り、自分ちのワンコが出れないようにしていたのだ。
実はこれを見かけるのは2度目で
マナーのない人だな~と思っていた。

この人も近所の人だけれど、学区が違う。
そしてこの公園は私たちの町内会で清掃、花壇の世話をしているのだ。
入り口には、小さな子供が遊ぶために
「犬・猫等に糞をさせないでください」といった看板もある。
そんなところでの独占∩放し飼いだった。

マナーについて思っていたら、つい
その人をみつめてしまった。
そしたら、向こうも気づいたらしく
「入ります?」
「いいえ。」
とさりげなく、会話を交わして帰ろうと思っていたら、
そこの犬がネットを押しよけて出てきたのだ。

実は、この犬、チワワサイズで、とってもかわいいけれど
どの犬にも吼えてしまう子なのである。
(近所なので知っている)
そして、コロンに吼えながら、向かってきた。

秋田犬の毛を逆立たせるほどの気力を持つコロンが
この行為を許すはずがなく
当然応戦しようとした。
だけど、攻撃したら、やばいと思って
私はコロンを宙吊りにした。
2匹持っているので、片手ではそれしかできなかったのだ。

やっとのことで、興奮するコロンを抱き上げたのだけれど
その間5分はゆうに経っていたと思う。
飼主さんは、自分ちのワンコを捕まえられないでいた。

そして、矛先は当然ながらルーシーに向かった。
コロンを抱きながら、ルーシーを引っ張り
必死で、ワンコの攻撃を避けているのに
飼主さんは、犬を捕まえられない。

結局、ワンコが公園の横道へ走っていって
飼主さんがそれを追いかけ
少し離れたのを気に
私は家まで、急いで帰った。
向こうが犬を捕まえられないのなら
そこで、傷の有無を確かめるより
早く安全な我が家(公園の並びにある)に
入ってからだと思ったからだ。

2ワンの顔に怪我がないか確認し、
体を触り、どこにも異常がないことを確認しつつ
家へ入った。

ワンコは無事だったけれど
マナーの悪さ
特に犬を捕まえる時間はかなりあったはずなのに
全然捕まえない飼主に腹が立った。
ルーシーは胴輪だから
宙吊りにしても、かなり平気だけれど
首輪で宙吊りにしたコロンはかなり苦しかったに違いない。
憤然とするものがあった。

1時間ほどして、
その方が謝罪にみえた。
学区が違うだけで5分ほどの距離に住むご近所さんだからであろう。
飼主さんは、話しながら泣きはじめた。

私は冷静に応対できたと思う。
みんなの公園を自分だけのために使うのはおかしいんじゃないか、と指摘し
「おいで」もできないのは困るから
教えたほうがいいんじゃないか、とアドバイスした。
逃げまわる犬を見ていたので
「車がこなくて幸いでした。」というのも付け加えた。
(私たちは公園前の道路を歩いて帰る途中だった)

お互いの犬が怪我をしなかったのが一番だったけれど
もし、コロンが噛み付いて
その犬に怪我をさせていたら
向こうが悪かったとはいえ
とても気分が悪くなったと思う。

すぐ近くなのに、謝罪までしばらくあったのは
私は、逃げた犬を捕まえにいったのだと思っていたけれど
どこかまで、お菓子を買いに行かれたようである。
菓子折りを受け取る気持ちはなかったけれど
泣きじゃなくる飼主さんが、
受け取ったほうが落ち着くようだったので、
「受け取ったら、気がすむんですか?」と尋ねて受け取った。

こんなとき、2匹だと、すぐに抱っこができない。
コロンが重い(7.5k)からだけど
もし、子供も飼って
3匹だったら、どうやって応戦したらいいんだろう?と思う。

全ての飼主がいいマナーではないのだ。
そして、全てのワンコが、お友達ワンコのように
大人しい子たちばかりではない。

とてもとても恐い事件だった。