夏の畦道 | 山田小説 (オリジナル超短編小説) 公開の場

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アメーバブログにて超短編小説を発表しています。
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短い物語ばかりですので、よろしくお願いします。

 子供達が一列になって黙々と細い畦道を歩いていると、その頭上の遥か高い場所から真夏の濃い青空が静かにゆっくりと舞い下りきた。
 
 青空は子供達のやわらかな頭髪を軽く撫でると瞬時に跡形もなく消え失せたが、彼等の心持ちをほんの少しだけ軽くさせたのだった。

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