クリスマスにはお休みをとり、
大好きなクリスマスを
私と過ごす準備を
着々と進める一方で、
なにかと、
ローマに来た時の注意事項を
いい出すことが多くなった。
早く来い来いと
口では言っても、
頭の中では
あいつ(私)が来ると
ストレスが溜まることを
急に思い出し、
来る前に
注意しておこう、、、ってとこだろう。
昨夜の注意事項は、
毛布の掛け方。
なんでそんな事???って
思うだろうが、
日々の暮らし、小さな事が
大ゲンカの素になる。
ローマの家では、居候の私は、
同居人のどでかいベッドの
左側半分(向かって右)が領土のはずだが、
真ん中で、
大の字になって寝やがる
同居人に占領されて、
実際の所、
左側30cm.
寝返りも打てないギリギリが
私の領土となる。
向こうからしたら、
領土を不法占拠され、
毛布を引っ張れば
朝から
ヒステリックに文句を言われるので、
先に注意しておきたい重要事項のようだ。
おかげさまで、
朝から毛布ごときで
喧嘩する私達をみていた
パパが、
私用に小さな毛布を買ってきてくれたので、
昨年の冬は、
喧嘩が減った。
毛布はいい!小さな毛布で諦める。
でも、
どうしても譲れない事が
私にはある。
それは、ベッドで寝る位置。
私は向かって右側。
なぜならば、右側に電源と
小さなテーブルが置いてあるので、
真夜中に、
そおっと
携帯電話を取り出して、
同居人にばれないように
ブログを書いたり、
日本の友達とラインで話したい。
そして、
何故だか、
険悪ムードの時に限って
ベッドの向かって右側を
占拠されているので、
何となく
険悪ムードだけは避けたい
おまじない的要素もある。
海外の映画とかでも、
仲良しカップルは、
女性が、
ベッドの向かって右側にいる事が
多いような気がするし。
結婚式でも
何か意味があるのかな?
ちょっと調べてみた。
人間、
左側には心を許せる人とか、
男性が右手で武器を持ち
左側の女性を守るとか
色々説があるようだ。
日本では、昔
向かって右側が上手(かみて)とされて、
偉い人とされていたらしい。
(西洋の反対)
だから、
雛人形は向かって右がお殿様だったらしいが、
昭和初期に、
昭和天皇の即位の礼で、
西洋のプロトコールにならって
天皇陛下さまが向かって左側に
向かって右側に皇后さまが位置したんだとか。
だから、
今の天皇皇后両陛下様の
お写真もこんな感じが多いようだ。
立ち位置が変わったので
関東の雛人形が、
それにあわせて向かって左側がお殿様に代わり出し
(関東雛)⬇︎(左右逆転した)
いやいや、
位置は昔のままでと
昔の伝統を貫いた京雛は
向かって右側がお殿様が多いんだって。
byネット情報
(京雛)⬇︎
で、
関東と関西ちょうど
真ん中に住む愛知県の
私の古~い
お雛様はどちらかと
写真を探してみたら
関東雛!?だった。
ちょっぴし、
私は関東人?的喜び!!!
ちょっぴし、
関東人になりきった田舎者的考え丸出しの私。
あ、あ、!だから
ベッドも向かって右側がしっくり来るんだ!って
勝手な言い訳をみつけた。
同居人に占領されそうになったら、
文句が言える。
(私は関東人だぁ~と)
険悪ムードを避けるための
おまじないで、
領土の取り合いして喧嘩していたら
本当は、あんまり意味ないんだけどね。
(左腕を骨折した同居人、
私が左側にいると蹴られそうで不安らしい)
仲良しのカップルは
どっちで寝てるんだろう??
or
仲の悪いカップルに
寝る位置で、険悪ムードから
脱出出来るか、
試して欲しいのが本音だが、
そこまで、
険悪ムードなら、
部屋も別々で、
試す事もできないか?残念。
たまたま、見つけたブラッドピッドの写真
元妻と現在の妻。
仲良しのアンジェ。
やっぱり、何か意味があるのかもしれないと
ますます思ってしまった。
とりあえず、
ローマとは、
まだ縁を切りたくないので
意地でも向かって右側を占領するぞと
決める私であった。