昨日自転車で走っていたら、見つけた
トラステベレの可愛いレストラン。
同居人は嫌がるが、ひとり気楽にランチしたい時は、ちょっと人目につかない、そしてランチメニューがある店は頭に入れておきたい。
なぜなら、ここローマでは、下手に1人ランチすると、まずいわ、高いはってことがざらにある。
かる~く1人ランチ、サラダとパスタだけで40ユーロ~50ユーロ必要だからね。(今の日本円だと5500~7000円くらいよ)
日本と違って、勝手にパンが付き、水も頼まないとおかしいからね。
さらに、サービス料金までついたりする。10ユーロくらいは予定外な出費。
スパだけで頼めたら安上がりだけど、レストランで水もワインもなしなんて、恥ずかしいからできないので、わざわざいらないアンティパストと水を頼むのが、普通のスタイルよ。さらに、ドルチェか、食後のコーヒー。ふぅー。
さて、
こちらピザとブルスケッタとお水つき9ユーロ!(1300円くらいよ)
これなら、まずくても腹が立たない!
そこで早速この店を提案してみた。
ちなみに、この5年間、ガイドブックなどでみたレストランはほぼハズレ。高いか、まずいかだったので、
私の提案に、渋い顔の同居人。
店の中。
まずは、アンティパスト。
あれ、おいしいぞ!
今度はパスタと
わたしはクワトロフロマッジョピザ
大当たり。
薄いローマらしいサクサクピザ!超美味でした。
同居人のパスタも気に入ってくれた。
そして、まだ、新人らしいウェイターさん。
ちゃんと、専門の学校を卒業しているようだが、
もたついている。
ひとつお願い事をすると、他のお客の食事を配膳するのを忘れちゃう。鈍臭いので、中でオーナーに叱られてる。笑
こちらのオーナーが話しかけて来た。地元人には地元人が分かるようで、長話が始まった。
オーナーと同居人、同じサッカーチームファンだとわかり、ますます話が盛り上がり、渋顏だった同居人もご機嫌です。
おいしくて大満足
これだけ頼んで45ユーロ。
鈍臭いウェイター君があまりにも可愛いかったので、
50ユーロ(7000円くらいよ)渡し、おつりはチップにしてと言ったら、そんな事は出来ませんと
走ってお釣りを持ってきた。笑
君へのチップと言っても、拒否。
オーナーがテーブルまでやって来た。
そしたら、ウェイター君、オーナーの顔色伺いながら、もらっていいんですか?ってオーナーに小さな声で聞いた。
もちろんだよ。ってオーナーに言われ、
真っ赤な顔して大喜び、店の外まで見送ってくれたウェイター君。
超かわいい。もしや、今日が人生初仕事だったかな?
厨房からは、シモーネ、スパが伸びちゃうぞ、って怒鳴り声。慌てて、厨房に走る新米ウェイターシモーネ君であった。
クワトロフロマッジョ!おすすめです。