賛否はありますが、入社前に研修を実施する会社は多いと思います。


私のかつての就職先でも、入社前にビジネスマナー教育や役員懇談会等の研修がありました。


研修内容の大半は忘れてしまったのですが、ある役員がいった言葉だけは大変印象的でした。


「まあ、いくらこんな研修をしてもねえ。大事なのは"胆力"なんだよ」


「なら、研修なんてやるなよ(汗)」と思ったのですが・・・(笑)


いろいろな修羅場をくぐってきたであろう役員から、ポロッと出た"胆力"という言葉。


この言葉について、ずっと考えさせられています。


その意味や、鍛え方について。


10数年考えた自分なりの現時点での答えは、"胆力"とは「あらゆる恐怖心と向き合う・付き合う力」です。


カス・ダマト(マイク・タイソンらを育てたボクシングトレーナー)の語録に、下記の様な言葉があります。


「恐怖心というのは人生の一番の友人であると同時に敵でもある。ちょうどのようなものだ。」


は、上手く使えば明かりやエネルギーになりますが、下手をすれば焼き尽くされてしまいます。


自分の"胆力"は、と友人になれるのか、敵になってしまうのか?


ビジネスでも政治でも個人の生活でも、転機というのはそのことを試され、思い知るときなのかも知れません。

本日9月26日から28日まで、アジア最大規模の総合福祉機器展「国際福祉機器展(H.C.R)」(第39回)が開催されます。


会場は「東京ビッグサイト東展示ホール」(東京都・江東区有明)、開場は10時から17時まで、入場は無料です(一部プログラムは有料) 。


主催は「全社協(私の前職場です)」「保健福祉広報協会」です。


詳細はコチラ


5万㎡の会場内・18のコーナーに、国内外15か国・1地域の549社の福祉機器約2万点が出展されます。


また、国際シンポジウム(※1)や福祉に関する各種セミナー(※2)も実施予定です。


ぜひとも、お立ち寄りください。


※1 国際シンポジウムは、申込者多数のため、27日12:30より当日受付を実施(先着順)。
※2 各種セミナーは、30分前より当日受付を実施(先着順)。


▼80万枚作成されるDMは常に和風テイスト
今が、やまだ!-国際福祉機器展2012


私が小学生の頃、仲間内で「秘密基地」(通称:基地)を作ることが流行っていたことがありました。


基地といっても、広さはせいぜい1~2畳・高さは1m程度。


ビルの階段や貯水タンクの下にスペースを見つけて、ダンボールでそれっぽくするといった具合でした。


もちろん、"秘密"基地なので、無許可でした。
(ご迷惑をおかけした近所の皆様、すみませんでした)


作ったからといって何をするでもなく、基地内で仲間と会話するのが楽しかった記憶だけがあります。


その後ずっと、基地作りが流行ったのは仲間内だけと思っていたのですが・・・。


先日、偶然読んだ論文・レポートの中に、子どもの秘密基地についてのものがあったのです。


詳細はこちら


辿ると、海外では教育学・環境学・文学等の分野から、子どもの秘密基地についての研究が行なわれている様です。


基地作り経験が幼少時代のメジャーな経験とされていることに、ちょっとビックリしました。


ちなみに、基地の設置場所(屋外)については「山・林・田畑・野原・竹やぶ」が1位とのことでした。


山や林に基地を作れたら、「十五少年漂流記」や「トム・ソーヤー」的な感じで、きっと楽しんだろうなと思ってしまいました。


新宿区で山や林といえば、新宿御苑?箱根山?ですが・・・。


基地を作るのは、さすがにちょっと無理ですね(汗)


▼ マニュアル本(?)もあるみたいです。すごい!

今が、やまだ!-秘密基地の作り方

2011年、セブン-イレブン・ジャパンの井阪隆一社長は、コンビニの未来像について「行政窓口や交番のような役割をもつ拠点」と語られました。


そのセブンでは、一部の自治体内で、店舗のマルチコピー機から「住民票の写し」等が発行できるサービスを実施しています。


▼ マルチコピー機
今が、やまだ!-マルチコピー機


このサービスを行っているコンビニは、2012年8月現在でセブンだけです。


そして、新宿区内のセブンでは実施されていません。


新宿区オリジナルの自動交付機は、出張所を中心に12台設置されていますが、「出張所まで行くのが大変」というご意見をいただきます。


ちなみに、自動交付機による発行実績は約16万6千件(2011年度)、結構な数です。


なぜ、新宿区はこのセブンのサービスが利用できないのか?


上記の様な経緯もあり、この点について、担当課に問い合わせてみました。


導入していない(できない)理由は、以下の通りです。


・ 自動交付機の維持費用は1台約550万円。セブンと提携しても同額程度である。
・ 利用者が「住基カード」の所有者に限定されている。
・ セブンや元締めの「地方自治情報センター」への委託手数料が高比率。
・ マイナンバー制度の導入が流動的である。


費用面・制度面からも、なかなか踏み切れない様です。


しかし個人的には、自動交付機は近い将来、やはり「コンビニ利用が主流となる」と感じています。


一部報道によると、2013年4月に、シャープが自社のマルチコピー機にこの機能を持たせるそうです。
(シャープ製コピー機を採用しているコンビニは、ファミリーマート・サークルKサンクス・デイリーヤマザキ・スリーエフ)


新規参入の動きもあることから、制度面はともかく費用面での改善は時間の問題でしょう。


「現状ダメだから」で終わらせず、数年後を意識した外部環境分析を行い、アクションを起こし続けて必要性を改めて感じます。


井阪社長が語る様なコンビニの未来像に対し、行政は未来像をどう描き、どう絡ませていくことができるのでしょうか。


こういうことを考えていると、少しワクワクしますね。

DMとは、ダイレクトメールのことです。


私が定期的に発行している「後援会ニュース」や「区政報告」も、一部でDM的な機能を持つものといえます。


地方議員の情報発信は、特に「つまらない」といわれがちです。
(企業のそれと異なり、お得な情報ではなく自身の活動報告が中心なので)


印刷会社の方とお話すると、最近ではティッシュ・マグネット・団扇といった形状のDMも増えてきているそうです。


中には、野菜なんてのもあるとかないとか・・・。


そんな話を聞くと、「読んでいただく工夫が圧倒的に不足している」と焦ります(汗)


ちなみに、DMに関しては「全日本DM大賞 」というアワードが毎年開催されていて、個人的に注目しています。


今年で第27回、過去の入賞作品がカタログになっているのですが、これが大変参考になります。


▼ 個人的に衝撃だった第24回グランプリ作品
(旅行先からの手書きのハガキ風DM)
今が、やまだ!-DM_awared24

報道等でご存知の方も多いと思いますが、新宿区役所本庁舎が耐震診断の結果、震度6強以上の地震で倒壊する危険性があることが分かりました。


9月12日に開催された、総務区民委員会に報告されました。


新宿区からの報道資料はこちら


本件につきましては、大きく2つの問題があります。


・ 耐震対策
・ 情報公開のあり方


▼ 耐震対策


新宿区役所本庁舎は、昭和41年に作られた地下2階・地上8階建ての鉄筋コンクリートの建物です。


昭和55年に実施された耐震診断では、特に問題は指摘されませんでした。


しかし、東日本大震災の際に窓ガラス130枚割れるなどの被害が出たため、昨年12月13日から本年6月29日まで、半年かけて再度耐震診断が行われました。


その結果が、今回の「すべての階で国の目標値を大きく下回る」「震度6強以上で倒壊する危険性がある」です。


現時点での新宿区側の説明は、下記のとおりです。


・ パソコン等OA機器の重量が増加したこと等が原因と考えられる。
・ 地下に免震ゴムを設置する対策を検討している。
・ 平成25年秋までに設計契約し、平成26年から1年半かけて施工する。


OA機器の増加が原因?一刻も早い耐震化が2年以上先


本当にOA機器の増加が主な原因なら、数値的根拠と削減目標を示し、早急に軽量化対策をはかるべきです。


耐震化についても、本庁舎は災害時の対策本部となる施設です。


2年以上先では遅すぎますし、何よりその間来庁される区民や、働く区職員の気持ちはどんなものでしょうか。


▼ 情報公開のあり方


6月にまとまっていた報告が、2か月以上も公表されなかったのはなぜでしょうか?


区議会議員にも、事前に報告はされていませんでした。


現時点での新宿区側の説明は、下記のとおりです。


・ 区民に安心してもらうため補強案を、内部で検討していた。
・ 区議会に説明する前に公表すると、議会軽視と指摘される。


安心してもらうための補強案?議会軽視と指摘される?


常識的に考えて、2年以上先になる耐震化で安心はできません。


議会についても、現在事実関係を確認中ですが、2か月の間に議会に報告する機会はいくらでもあったはずです。
(議会のせいにするな!という感じです)


以上の様に、今回の新宿区の対応は、区民・区職員の安心・安全を守る立場から大変不適切です。


来週からの区議会定例会等で、この問題は追及されると思います。


また遂次報告いたします。


▼ 問題の新宿区役所本庁舎


今が、やまだ!-新宿区役所本庁舎

新宿区は8月30日、消費者庁より貸与された放射能検査機器を「新宿消費センター分館」に設置しました。


これにより、区民(事業者・在勤者除く)の「持ち込み食品」の検査を実施する予定です。


対象となる食品は、下記のとおりです。


・ 単一の品目で国内産食品(飲料水・牛乳・乳児用食品は除く)
・ 流通食品(生産地・購入日・購入店名及び住所がわかるもの)
・ 自家生産食品(個人消費目的で採取地・採取者がわかるもの)


申し込みは10月1日より、電話予約で消費者支援担当課(TEL: 03-5273-3834)まで。


検査は10月10日より、毎週月・水曜日(1日2検体)に実施予定です。



その他、新宿区における今後の放射能対策は下記のとおりです。


▼「西新宿保健センター」の放射能検査機器

9月以降、区有施設で提供される給食食材等を中心に順次測定(12月まで)。


▼ 空間放射線量の再測定

9月以降、平成23年度の測定で除染に準じた対策を講じた37施設64か所を再測定(2か月以内)。


▼ 空間放射線量測定器の貸出し

10月1日以降、貸出期間を1日以内から8日以内に延長。

このたび、区議会議員活動の1つとして行ってきた「無料生活相談・法律相談」に関するご案内ページを、ホームページ上に新たに開設しました。


詳細はこちら


「区議会議員の知り合いがいない」
「何をどの様に相談したら良いかわからない」
「こんなことを気軽に相談して良いものか迷った」


こういった声を良く耳にします。


区議会議員の仕事は、「区民の生活の質の向上させること」です。


そのために、様々な専門職・機関と連携し、より良い方向性を考え、コーディネートやサポートをしていくことが任務です。


日常の些細な悩みから、弁護士等による対応が必要なトラブルまで。


一緒に問題を解決するための専門職として、ぜひご活用いただきたいと願っています。


日々研鑽を積んで、いつでもご連絡をお待ちしています。


▼ 四谷地区を中心にポスターも掲示中です


今が、やまだ!-無料生活相談・法律相談ポスター

重症心身障害児施設に勤務していた頃、てんかん症状のあるAさんという利用者がいました。


一度発作がはじまると、数秒から数十秒間、痙攣が続きます。


その間は、目を見開き歯を食いしばって耐えているのを、身体を支えてただ見守っているしかないのですが・・・。


ある時、ベテランの男性看護師さんがこんなことをいっていました。


男性と女性の手は根本的に違うから、技術的なものはともかく、手当てに関しては女性には敵わない」


確かに、Aさんが発作を起こした際、女性が手を握ると表情が柔らかくなり、発作の時間が短くなる様なのです。


男性では、私を含めた職員はもちろん、いつも診断にあたっている医師ですらそうはなりません。


「Aさんは、人を見て反応しているのでは?」と思われたかも知れません。


しかし、Aさんは生まれつき目が見えず、耳も聞こえないのです。


その後、意識する様になったからか、他の病院や福祉施設で同じ様なケースをたびたび見かけることがありました。(実は昨日も)


"患部に手を当てることによって痛みが軽減すること"は、昔から指摘されていました。


"手当て"の語源ともいわれています。


温度・静電気・錯覚等、様々な理由が述べられている様ですが、どれも科学的な根拠がある話ではない様です。


男性と女性の手の違いについても同様なのですが・・・。


思い出すたびに未だに不思議で、ケアの深淵を感じてしまうのです。

毎週日曜日朝8時の「仮面ライダーフォーゼ」が、先週最終回をむかえました。


テレビドラマ(?)を毎週欠かさず1年間見続けるなんて、どれくらいぶりでしょうか。


この話をすると、必ず「そんな子ども向け番組を見るなんて」といわれます。


が、以前の記事 にも書いた通り、関連商品の販売に注目すると、これがいろいろすごいのです。


ストーリー前半に売上が伸びるであろう玩具の販売については、家庭内のDMU(購買意思決定者)はパパとママの両方を想定していたと思われます。


しかし、後半については、明らかにママを想定しているように感じました。


「おそらく、売上データを見ながら、ママ受けが良い様にストーリーを変えているのではないか?」と思われる展開も随所にありました。


数字が入手できないので、あくまで予想なのですが・・・。


前半は小売店等での玩具販売、後半は(子どもがママと一緒に参加しやすい)映画やイベントでの収益が売上の中心ではないかと思ったのですが、どうなのでしょう?


詳しく書くとアレなので省略しますが、全50話近く見ていて思ったのは、前半と後半で活躍する登場人物が明らかに区別されています。


最後は、味方ばかりか敵も老若問わずイケメンばかり(汗)


データの分析さえキチンとできれば、テレビの様な媒体でも双方向的な展開が可能になるのではと思ってしまいます。


まあ、正直ストーリーも面白かったからずっと見ていたんですけどね(笑)


日曜日の朝が、少し寂しくなります。