タバコの重罪は「がんの抑制力を弱めてしまうこと」 | 簡単ダイエット健康法

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喫煙や受動喫煙によって亡くなる人は、日本では毎年約13万人を数え、交通事故の死亡者の20倍以上といわれます。WHOでは「タバコは世界中に蔓延する〝疫病〟」と位置づけ、喫煙の健康に及ぼす深刻な影響を糾弾しています。

タバコが健康に及ぼす最大の悪影響は、煙やタールに含まれるベンツビレンとか、ニトロソアミンといった発がん物質の存在によるものです。

煙と一緒に体に入った発がん物質は、細胞の周辺でフリーラジカルを発生させ、遺伝子のDNAを傷つけます。発がん物質が直接遺伝子を傷つけることもありますが、フリーラジカルも遺伝子の鎖を切断するほどの力があります。いずれにしても、遺伝子の傷は蓄積されていき、突然変異の細胞が生まれます。これががん細胞です。





がん細胞が生まれると免疫力が働き、白血球に含まれるマクロファージ(食細胞)やNK細胞などが、がん細胞を排除しようと戦います。ここでくい止めることもできるのですが、がん細胞の力が勝ってしまうと異常な増殖を始め、発病に至ります。このように正常な細胞が、がん細胞へと変異することを「発がん」といい、フリーラジカルは発がんの過程で何重もの罪を重ねます。

タバコの罪の中でも特に重罪なのは、遺伝子を傷つけることに加えて、「がんを抑制する力を弱めてしまうこと」です。




人間の体は巧みにできていて、異常なものは排除しようという力が働きます。発がんの過程でも、遺伝子の異常を察知すると「がん抑制遺伝子」が発動されて、がん細胞を死滅させてしまいますが、フリーラジカルはこの「がん抑制遺伝子」までも傷つけてしまう結果、免疫力が落ちて発がんを加速させます。

しかも、火のついたタバコから立ち上がる「副流煙」や、喫煙者が吐き出す「排気煙」にもフリーラジカルが含まれていて、タバコを吸わない周辺の人にまで危害を及ぼします。


タバコの煙は肺を直撃するため、禁煙すると特に肺がんの危険は非常に少なくなり、健康に長生きできる「健康寿命」の期間が5年から10年延びると試算されています。











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