アメリカンブルー
タバコの煙に含まれる有害成分は約２００種類に及び、それらは慢性気管支炎や肺気腫、がん、心臓疾患、脳卒中、血管疾患等、多くの生活習慣病の引き金となります。
また、受動喫煙として、タバコを吸わない「非喫煙者の健康」までを侵害し、妊婦の場合は自然流産や未熟児等の出産のリスクを高めます。タバコを吸っている人だけでなく、受動喫煙の人の糖尿病の発症リスクが高いこともわかってきました。
美容面からタバコの悪影響をいえば、女性にとっては見逃せないのがシミやくすみとの関係です。化粧品会社の調査によれば、タバコを吸う人の方が吸わない人より、シミやくすみの原因となるメラニン色素が、５年ほど早く増えるという報告があります。
また、タバコを吸うと、肺や血液中のビタミンCやビタミンEが少なくなります。ビタミンCなどは、１本のタバコで約25ミリグラムも失われます。これは小さなトマト１個分、１日の必要量の4分の1にも相当します。
なぜメラニン色素が増え、ビタミンCやEが少なくなるのか？というと、メラニン色素もビタミンCやEも強い抗酸化力を持っているので、タバコによってフリーラジカルが発生すると、その消去のために余計に使われてしまうからです。若々しくシワのない肌には、コラーゲンが十分に蓄えられています。このコラーゲンがつくられるときに不可欠なのがビタミンCです。
それがタバコを吸うことによってビタミンC、Eともに消費され、慢性的に不足状態となり、一方でシミの原因は増える一方なのですから、肌へのダメージの条件が幾重にも重なって、肌年齢は確実に上がっていくのです。
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シロ母さん
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