頸髄損傷から5年経過して生活しているなかで、言葉が刺さる時があります。
また、出来ないと言うと冷たい目で見られたりします。
障害者になってからは、環境がガラリと変わりました。
これは仕方ないと思います。
自分は外傷がなく頸髄損傷から車椅子生活をしてる時から、治ったらまた飲みに行こうと言われたりしました。
頸髄損傷は治らないと言っても冗談だと言われる時もあったり、家に帰ってから出会った人にまだ治らないのか?リハビリしてないんじゃ無いしっかりリハビリしないと治らないよとか、悪気はないかけれどそんな言葉を言われると、気にしない自分でも言葉が刺さります。
また、ちょとした事の様に、近所の方とかから、ちっと代わりに集まりに出てくれない。暇でしょう。20分位立ってるだけだからと言われたりした時に、出来ないと言うとなぜ!そのくらいが出来ないのかって言うような目で見られたり、ある蛇口が固く回せなくて、精一杯回りしたが、それ以上回らないのに、何でこれが回せないのか?とイラついて言われたり、普段何気ないと思ってる言葉が、刺さるんですね。
優しく言って欲しいとは言わないが、回せるの?って聞いてくれれば、やってみて出来ないと言うのに、まず回しとけと言う事で、精一杯回した結果回してなかったようです。
これは、一つの出来事で、健康な人にはそんな言葉でと思ってるかもしれませんが、障害者になってしまうと、そんな言葉で胸が痛みます。
リハビリ病院に入院中に体が曲がらないで、長座姿勢が出来なくてベッドの柵に掴まりながら痛みに耐えてたら、頸髄損傷でも長座が出来ないと生活も出来ない。この位みんな出来ると言うのです。
そのときに、胸にグッサと刺さりました。
自分はもう生きてもいくことが出来ないのか?
他にも、頸髄損傷したらいろんな物売りの人や宗教ポイ人がよってきた。
物を購入しなかたら、もう治らないよって言うんですね。初めから治らない頸髄損傷なのに、この言葉もわかってるのにショックでしたね。
後は、宗教染みた人から私につけば、治せると言うのです。そして新しい世界に生きましょう。肉体の無い神の世界のような表現でしたね。毎日意味がわからない内容をLINEしてくるんですね。
当時、面会がまだできたから、部屋にやってきて無言で座ってるのを見ると、殺されるんじゃないかって言う恐怖しかなかった。ベッドで寝てるだけだった。
当時、LINEの内容は手足が動かないから毎日スタッフの方が見てくれて内容が凄いから、絶対に会わない様にと言ってくれて、面会もインフルエンザで出来ないとしてくれたのに、入り口で親戚と偽り入ってきた。
殺されるのでは無いかって思ってた日々
それからもしつこくメッセージがくるんですね。
読まないんですが、冒頭だけ見える中に、しねしねしねと書いてる時もあった。
後は、邪気を払う呪文とか書いてたりします。
健常者の時なら逃げる事も反論も出来るから何も気にしないが、障害者は刃物を避けきれないから刺激してはいけないといつも心の中で思ってる。
障害者になって健常者の普段の会話だと思う事や冗談と言う事でも、こちらはそうと捉えずらいんですね。
後、スーパーで車椅子の時に買いもをしてると、高い所に手がとどかないんですね。
自分は、背が高いからなんとか、車椅子からでも高い所に手が届くんですが、少し奥とかはやっぱりとどかない。
そんな時に、回りの方に取ってもらおうと回りを見ると、目があったらすぐに、引き返してしまう方とかに出会うと、驚いてしまったんだなって感じる。
ただ、センター入院中の別府は障害者が多くて、当たり前の様に出会うから、良く手伝いましょうかと声をかけてくれてました。ただ後ろからはビックリしますね。
自分以外も見た目に健常者に見える方が、心なき声を聞いてしまう事はあると思う。