やまびこDr.の診療日記

やまびこDr.の診療日記

人生の大事業の子育ては、ほとんどぶっつけ本番! 分からない事だらけで心配がつきません。
でも正確な情報を知り納得できれば心配は減らす事が可能です。
薬よりもっと大切な事をお伝えする小児科医のブログです。

先日、車で20分ほどのところにある中学校にお邪魔し、中学3年生40名にお話をさせてもらいました。

 

僕のお話会や各種講座にも色々と参加して頂いていて、僕の考え方などをよく知っているS先生からの依頼です。

 

現在中学3年生にガンについての授業を1時間することになっているらしく、僕に是非ということで声をかけて頂きました。

 

話をするのは大人では慣れていますが今回は中学生なので、ちゃんと話を聞いてもらえるのかという不安が強かったのですが、話をし出すと中学生の聞く力に引き出されるように、言葉が次々と湧いて来ました。

 

自己紹介の後は自分が幼少期から何を考え何に迷い、どんな失敗をしながら医者になり、医者になってからもどんな葛藤の中で生きているのかをお伝えし、人生の中での一番大切な指標は自分の感覚であり、生まれる時に持って来た想いを達成するために、体は全力でこの瞬間も働いているんだよ、だから自分の感覚に従い自分らしさを発揮していけば、体はもっとうまい具合に機能してくれて、もっと楽しく人生を生きていくことができるんだよ、さらに病気はその自分らしさに気づかせてくれる存在なんだよ、というお話をしました。

 

それなりにお話できたかなとは思いながらも、でも純粋で素直な中学生にどう受け止めてもらえたか不安もあり、記憶の奥に埋もれさせていたのですが、今朝S先生から送られてきた生徒さんたちの感想文を読んで、泣きました・・・😭

 

とにかく、感動しました・・・

 

お話ししてよかったと思いました・・・

 

呼んで頂いたS先生にも本当に感謝です・・・

 

全部を載せられないので、一人の生徒さんの感想と、全員の「今日の講義に題名をつけるとしたら?」を掲載します。

 

とにかく素敵すぎます・・・😭

 

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自分が生きている価値とか理由とかはないと思っていた。

何で私なんか生まれて来たんだろって思ってた。

私が生きていない方がみんな楽なんじゃないかと、小学校6年のころからずーっと思っていました。

毎日生きるのが辛いです。

でも今日先生の話を聞いて、本当に感動しました。

先生の言葉で「自分の体の中のものって、自分なんかを生かしてくれるために働いてくれているんです」みたいなことをおっしゃってて、自分なんかを生かしてくれるために働いてくれているんだ。

私の味方は、友人でも親でもなく、私自身なのかもなって感じました。

人生、辛いことがあるのは当たり前。

それがあったから、今苦しくても生きていけるのかも、と思いました。

大切なことに気づいたかもしれません。^^

 

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「生きること」

「体が教えてくれる本当の私」

「努力は裏切らない」

「自分と体を大切に歩む人生」

「自分の体だけが知っている自分の全て」

「想像を形にするために」

「人」

「キセキは自分から」

「『生きる』とは〜人と感覚・感情の関係性〜」

「常識にとらわれない」

「生」

「心の感覚と体の感覚」

「あきらめない心」

「抗えない欲」

「今を大事にする」

「人生の歩み方」

「今は今しかない」

「人生なんとかなる」

「何事にも病は気から」

「まあ生きていける」

「自分の人生を変えられるのは自分だけ」

「自分のやりたいことを考えることの大切さ」

「自分の感覚にしたがってもいい」

「山あり谷あり奇跡あり」

「一匹オオカミ」

「病は気から」

「命の始まりと終わり 絶望と希望」

 

何かを決める時に、協議(話し合い)ではなく競技(勝負)で決めるという星がありました。

 

その星にはたくさんの国があり、それぞれの国にはそれぞれの競技が一つだけ決まっていて、それ以外の競技はが唯一絶対の競技だという教義(常識)を信じ切っていました。

 

ある時、サッカーの国A国と、相撲の国B国の間でトラブルが発生し、競技で決着をつけようということになりました。

 

以下、A国の首相とB国の首相の会話です。

 

A「どのピッチで行いましょうか?」

B「ピッチとは何ですか? 

  それより土俵をどこにするのかを決めましょう」

A「土俵とは何ですか?」

B「そんなことも知らないのですか!? 競技の場所ですよ」

A「え!? それをピッチと言うんですよ! 

  そんなことも知らないんですか?」

B「何を言っているんですか!? 

  知らないのはあなたの方ですよ!」

A「あの芝の緑が綺麗な神聖なる場所で行うのが常識です!」

B「芝? 緑? バカバカしい。

  競技の場は神の宿る丸い土俵以外何があると言うのですか!?」

A「神? 丸い? 神はそんな所にいるわけないでしょ!? 

  しかも丸くてどうやってゴールを決めるんです?」

B「ゴール?? 何を言っているのかさっぱり分かりません。

  勝敗は土をつけた方ですよ!」

A「土を付ける? 何に? 誰が?」

B「足の裏以外が土俵に付いた方が負けですよね。

  何で知らないんですか?」

A「いやいや! 

  足だけを使ってボールをゴールに入れると勝ちですよね!」

B「足を使う? 手は使わないのですか? 

  何を言っているのか分かりません」

A「手を使ったら反則ですよね! 何で分からないんですか!?」

B「いやいや、手を使わずしてどうやって戦うんですか?」

 

お互いがお互いの常識(普通・当然・当たり前)が絶対的正解と信じ切っているため全く話が噛み合わず、お互いが自分を理解してくれない、自分が否定されたと感じてきて腹立たしく感じ、高圧的になっていきます。

 

A「何も知らない様だから教えてやるけど、

  競技は四角い芝のピッチでやるのが当然なんだ!」

B「お前こそ何も知らないから教えてやるよ! 

  丸い土俵でするのが常識だろ!常識!」

A「何で何も知らない劣ったお前に、何でも知ってて優れている俺様

  が悪く言われなくちゃいけないんだ!」

B「それは俺様のセリフだ! 

  何も知らないのはお前の方だ! 俺の方が優れているんだ!」

A「何で分からないんだ! 頭が狂ってるのか!? 

  誰かに洗脳されてるのか!?」

B「俺はまともだ! お前の頭が狂ってるんだ! 

  誰かに洗脳されたのはお前だろ!」

 

とお互いがお互いを全く同じ圧で押し合う様になり、結局理解することなく怒りや恨みといったネガティブ感情だけが残ります。

 

こんなことは地球上のどこにおいても、いつでもどこでも繰り返されています。

 

人により価値観は違います。

 

好きな食べ物も好きな趣味も、好きな学問も好きな異性のタイプも、何もかもが違います。

 

何かをするにしても、それが得意な人もいれば苦手な人もいて、やりたいタイミングも人により場合により変わってきます。

 

この世の正解など、実は人間には一つも分かっていないのかもしれません。

 

太陽の表面温度は6,000度だと学校で習いましたが、本当は熱くないという説があります。

太陽に当たると暖かく感じるし、雲に隠れると和らぐので、肌感覚からすると熱いはずだと思います。

 

でも宇宙空間を真空なのだから熱は伝わるはずはなく、太陽から放出されているのは電磁波であり、その電磁波が地球の大気に当たることで熱が発生するだけなので、太陽表面が熱くある必要はないとも思います。

 

この世は仮説でできていて、たくさんある仮説の中で一番矛盾が少ないものがその時代の定説になっているだけと、誰かのブログで読んだことがあります。

 

科学の進歩という言葉がありますが、それは結局まだ科学が完成していなくて、新たにより矛盾が少ない仮説が出来上がった時に「進歩した」というのだと思います。

 

この世のしくみは結局何も分かっていないのかもしれません。

 

とすれば、誰かが「絶対正しい」と思い込んでいることも、「絶対的正しさ」ではないはずです。

 

自分がこの瞬間「正しいはず」と思ったことが、その人にとってのその瞬間の「正解」であり、それは人により場合により違うので、だから自分が正しいと思ったことだけを信じていればいいのです。

 

人のことを否定してもいい、蔑んでもいいという特殊なルールが許されている今の地球においては、自分の正しさを押し付け合うのが当然なのかもしれませんが、それって何も生み出さず、辟易としてしまいます・・・

 

周りには、「自分の思う正解」を押し付けてくる人もいるわけです。

 

自分の正解で押し返しても結局分かり合えないのは分かっているので、だからそんな時は「のらりくらりとかわして、逃げ回りましょうね」とお伝えしているのです。

 

この地球のローカルルールが早く撤廃され、本当の意味で全員が自分らしさをのびのびと発揮できる世の中になればいいなあっと、切に願っています。

 

富士山とUFO雲 ^^

医師も薬剤師も薬について習っています。

 

でも医学部で習うのは「薬理学」という学問のみであり、しかも薬学部で習う「薬理学」より範囲が狭いようです。

 

つまり当たり前ですが、薬剤師の方が薬に詳しいのです。

でも、圧倒的立場の違いにより、医師の言うことが絶対という風潮があります。

 

医師からみた薬とはどういうものか、薬剤師から見た薬とはどういうものか、

薬の処方をする時の医師の頭の中はどうなっているのか、処方箋を見た時の薬剤師が何を感じているのか。

そもそも、咳止めとか解熱剤とか抗アレルギー剤とはどういう薬でありどういう使い方がいいのか、

ステロイドとか抗がん剤とはどういう薬であり、なぜ「強い薬」といわれているのか、

 

などなど、薬に関してのスペシャリストである医師と薬剤師のくくりメンバーの二人が、薬に関してのあれこれをお話をするお話し会を、この度開催することになりました。

 

お子さんに薬を使っているけれど、本当にいいのかといった疑問をもっているお母さんたち

薬を使っているけれど、できれば辞めたいと思っている患者さんたち

単純に薬について知りたい方や、薬剤師や医師の考えていることに興味を持っている方、どなたでも勉強になり楽しめる会になると思います。

 

当日は質問時間を設けますので、薬に関してだけでなく医師や薬剤師に聞きたいことは何でも聞いて頂けます。

 

又、薬のこと以外にも何でも聞いてもらえるランチ会&何でも相談会も開催します。

 

ぜひお申し込み下さい。^^

 

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【日時】 2024年9月27日(金)

     10:00〜12:00 お話し会

     12:00〜15:00 ランチ会&何でも相談会

【場所】 統合医療スペースくくり(大阪府交野市私市)

     京阪電鉄「私市駅」徒歩5分

     車は「私市駅」すぐ近くの民間駐車場にお停め下さい

【参加費】お話し会:6,000円 ランチ会&何でも相談会2,000円

     お弁当注文の方は1,200円(持参可)

【対象者】薬について知りたい方

     医師や薬剤師の頭の中を知りたい方

     くくりやくくりメンバーに興味のある方

     よく分からないけれどピンと来た方

ヒプノセラピスト養成講座を開催しています。

 

入門編/基礎編/実践編/応用編/完結編と、毎月2日ずつの4ヶ月にわたる講座ですが、今回から「完結編」が新たに加わりました。

 

その理由を完結編のテキストの冒頭に期際したのですが、その一部を紹介します。

 

過去に僕の「ヒプノセラピスト養成講座」の応用編まで受講された方は、この完結編だけの受講も可能です。

 

受講希望の方は、まずはメールかメッセンジャーでご連絡下さい。

 

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子供の頃から「体のしくみ」に興味を持ち、医者になってからは「心のしくみ」に興味を持ち、今ではそこからつながる「宇宙のしくみ」を知るようになり、結局自分の知りたかったことは「人間のしくみ」だったのだと気づきました。

 

医者をやる中で出会った様々な考え方の中で、「催眠療法」と「数秘学」が一番自分の考え方の根っこにあります。

 

特に「催眠療法」の考え方には「信じて委ねる」をはじめとした三原則があり、それを「頭で理解」ではなく「体で体感」してもらうために「ヒプノセラピスト養成講座」を開催しています。

 

さらに、信じて委ねるを体感して頂けた、ヒプノセラピスト養成講座の受講生にしか伝えきれない部分をお伝えするのが、この「完結編」です。

 

この完結編で僕の考え方の根っこをお伝えし、これからのみなさんの人生に活かしてもらうのが、この完結編の開催の理由です。

 

【完結編の内容】

 

《1日目》

1:数秘のプチ講座。

2:よこちの半生を語り様々な考え方を伝えながら、参加者の体験談も交えての座談会。

 

《2日目》

1:通常の会話の中で行う、催眠導入を用いないプチセッションの紹介

2:参加者同士でプチセッションを練習

3:未来に向けてのセッションを受けて未来の展望を描く

 

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2024年8月24日(土)25日(日) 大阪府交野市「くくり」

2024年11月2日(土)3日(日) 横浜市「sola clinic」

費用:2日で10万円

メール:yamabiko.dr@gmail.com

 

昨日メールにてお問い合わせ頂いた、F・Mさんへお伝えします。

 

メールを送ろうとしたのですが、「容量がいっぱいなので送信できませんでした」とメッセージがあり返信できていません。

 

公式ラインのURLを転写しておきますので、こちらからご連絡下さい。

 

https://lin.ee/6zDg7CI

 

よろしくお願いします。