『問題演習しているときは、他の人がどんな質問をしているか気にしながら解きなさい。』



私がよく言う言葉です。


生徒A:「先生、このimpossibleってどういう意味ですか?」


しばらくして。。。


生徒B:「先生、このimpossibleって。。。」


さらにしばらくして。。。


生徒C:「先生、このimpossibleって?」



『さっきAやBが質問していたときに聞いていなかったんかよっ!(`□´)』



下位クラスほどこの傾向は強いですね。




先日 中3トップクラスの授業でのこと。


問題演習中、とある生徒の質問を受けていました。


他の生徒も独力では無理だろうと判断し、


『myselfはby myselfとして文末につけなさい。』


と一言だけ言うと、クラス全体(20人)が同時にプリントを裏返して自分の答を各々訂正し始めました。



これには鳥肌が立ってしまいました。

問題プリントはB4裏表で膨大な量があります。

表の問題とも、裏の問題とも、果ては何番の問題すら言ってない訳ですからね。



『お前らすごいな。。。(-_-#)』と話すと、皆笑っていました。



このクラスも3年目。

集中するときはクラス全体でビシッと集中し、授業中でも脱線して大笑いするときはクラス全体で笑いを共有します。


お互いのクセや、暗黙のルールがきっちり出来上がった、まさに『あ・うんの呼吸』で授業ができるクラスに仕上がりました。


学校ではこんな授業できないんだろうな。

卒業生が大学進学し、とある塾で個別指導の講師をしていることは先日紹介しました。


その子からメールが、、、


『夏講の相談をしたいから時間空けて』


はて?何を相談するのかと思いながら時間を作り、話を聞いてみるとびっくり!



その個別塾(結構、いや、かなり有名どころ)は講師(素人の学生)に指導計画を作らせて保護者に提案している様子。

しかも、『学校の進度にできるだけ合わせて』との指示らしいが、教科書もなんにも渡されていないから、今学校が何をやっているのかもさっぱりわからない状態で計画を立てさせられている模様。


それはまだいいとして、学校の教科書がどんな風に進んでいくかも、指導方法もなんにも教えられないまま生徒に教えているらしい。


当然『先生、これどうやって解くんですか?』 「さぁ、どうやるんやろうねぇ(^▽^;)」


ということが日常的に起こる模様。。。



教室長だけが正社員であとは全員学生らしいです。

大手だけにパンフレットは立派ですが、末端の現場はかなりいいかげんですね。


通わせている保護者は実態を知っているのでしょうか?



???


この子が持っている担当表を見ると、ななななんと!ウチの塾の卒業生が生徒として載っているではないですか!Σ(゜口゜;



私も学生バイトが始まりでしたが、月1回日曜日に呼び出されて会議や研修会はあったし、もうちょっとちゃんとしていましたよ。


やはり学生バイトだらけの塾は要注意ですね。。。



一応、教科書の進度表などの資料を渡し、学校の進度と歩調を合わせながら、どの時期にどの単元を進めるべきかということは教えておきました。。。

私の勤める学習塾の校区内には4つの中学校があります。


数年前、そのうちの1つの中学校が、1学期から3学期までの『学期制』から、1年を2セクションに区切る『前後期制』に試験的に変更になりました。


利点は。。。

“終業式、始業式が各々1度ずつ減るので授業時間を確保できる”でした。


実際にふたを開けてみると。。。

当然中間、期末は他校と異なるスケジュールになる。

部活の大会などは、従来の3学期制の学校に合わせて、テストを避けるように組まれているが、その学校はテスト期間がずれるので、テスト直前の週末に大会が重なってしまう。(他校はテスト前ではない)


“授業時間を確保できる”と謳いながらも、授業進度は4中学中再遅


 原則として中2で終わるべき歴史が中3の2学期まで掛かり、公民を超駆け足でやっつけた。



そのくせ『このクラスは進むのが速かったから調整します。自習!』と言い、教師は教卓で寝ている始末。



ななななんと!しかも今春“授業時間の確保”とか言いながら3学期制に戻してしまいました!



もう、訳わかんないですね(笑)



保護者の多くもこれには閉口だったようです。。。

歴史の教科書に出てくる、『鳥獣戯画』が京都国立博物館で公開されています。


そう、あのウサギとカエルを擬人化して、踊ったりサルを追いかけたりしているあの絵巻物です。

http://akituya.gooside.com/choujyu_allall.htm


実は巻物なので、教科書に載っているのは一部です。

巻頭にはウサギとカエルが笹枝で弓矢を作って戯れている愛らしいのもあります。



というわけで出かけましたが、着いてみると入場「120分待ち」、「鳥獣戯画」は内部で更に70分待ち。



入るだけで2時間ですか!?Σ(゜口゜;



仕方ないので道路を挟んで向かいの三十三間堂へ。


弓人ならご存知の「通し矢」の三十三間堂です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%8D%81%E4%B8%89%E9%96%93%E5%A0%82


お堂の中は知らなかったので入ってびっくり!

1001体の観音様がずらーっと並んでいます。


修学旅行シーズンだったので、中学生まみれでした。タクシーの運転手さんがガイドをしてくれているらしく、こっそり付いていって解説を聞いていました(笑)


外に出てみてぐるっと廻り、「通し矢」の行われていた部分を見ましたが、私には無理ですね。

矢勢の無い私は仰角で距離を稼ぐので、お堂の梁に矢が差さってしまいます。

しかも遠的の約2倍の距離、120メートルほど。。。




腹ごしらえは。。。


京都と言えば!。。。。博多長浜ラーメン「みよし」!!(三条木屋町にあります)



なんで京都でわざわざ、、、というのはおいといて、、、

とにかく久しぶりに食べてから再び京都国立博物館へ。



結局1時間ほど待たされましたが、お目当ての『鳥獣戯画』は残念ながら全公開ではありませんでした。



『巻かれているこの部分こそ見たいのにぃぃぃぃぃぃ!(泣)』


な感じでしたね。他の絵巻物も極彩色豊で非常に緻密。とても見ごたえがありました。



しかしものすんごい人出でしたね。

授業でふとしたことから鎖骨骨節の話になりました。


とある女の子が、


『ウチ、サコツって“左骨”やと思ってたわ~ε- (´ー`*)』


ということは、右にあるヤツは“右骨(ウコツ)”ですか!?Σ(゜口゜;


という話になり、クラス中大爆笑でした。



かく言う私も、“肋骨”のことを“六骨”と思っており、子ども心に


『なんで6本以上あるのに“六骨”なんだ!?』


などと思っていた時分もありますから笑えませんけどね。。。



その話をすると冒頭の女の子は、「“ウコツ”以上にアホやなぁ。ウチ、負けたわぁε- (´ー`*)」


とまたまた爆笑でした。。。




その後その子は『お腹が痛い。。。』と言い、「どの辺?」と聞くと、、、



『右腹(ウバラ)!!(ノ゜▽゜)ノ』



妙なテンションの授業でした。。。

最近の中高生で、英語の教科書『NEW CROWN』を使っていた人は記憶にあるかもしれません。



“介助犬(service dog)”のシンシア



どの学年のどの単元で本文に登場したか記憶が定かでありません(確か中2の後ろの方で、受動態だったかな。“バリアフリー”がどうとかこうとか。。。)が、宝塚市在住のプログラマー、木村さんのもとで約10年過ごした介助犬です。



実はそのシンシア、使命を果たし、今年3月に息を引き取ったそうです。


宝塚の動物霊園にシンシア記念碑が建ち、木村さんも出席して除幕式が行われました。




犬好きの私にとって、介助犬のひたむきな姿にはいつも感動してしまいます。


古本屋で「盲導犬クイールの生涯」みたいな半写真集のような本を手にして読んでみたときは数ページで泣きそうになってしまい、すぐに本棚に戻したこともあるし、日曜日のテレに番組「どうぶつ奇想天外」で「介助犬ミッキーの最期」なんて見せられた日にゃぁ号泣です(笑)



介助犬になって人を介助するには相当厳しい訓練が必要だし、介助犬として活躍できる犬はほんの少数だとも聞きます。



普段の介助だけではなく、英語教科書のテーマにもなり、中学生の啓発にも一役買ったシンシアには、


「ご苦労様でした。ありがとう。」


という気持ちでいっぱいです。。。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060521-00000083-mai-soci

私が住む地域は、英語と数学の公立高校の入試は、教育委員会が用意した2種類の問題から各高校が選択したものが使われます。


学区内に10校程度の高校(来年度から学区再編で大幅に増えます)がありますが、英・数の入試問題は2種類のどちらかです。



まあ、どちらも中学校の内容をある程度理解していれば、点数は取れる問題です。

合格判定は簡単に言うと、このテストの点と、通知表の成績にある一定の倍率を掛けて点数化したものの合計点でなされます。



私立高校はどうかというと、当然高校によって難易度もバラバラであり、難関校はとてもじゃないけど中学校の教育だけでは点数を取れるものではありません。


私立高校側としては、当然大学進学実績が将来の経営資金を落としてくれる生徒確保につながる、重要な1要素のわけなので、より優秀な生徒を取ろうとします。


中学校の教育だけでは解けないような難解な入試問題をどうすれば解けるようになるのか。。。



そこで塾の出番になってしまうのです。


平易な中学校レベルの問題と、難解な私立高校の入試の谷間を埋め、橋渡しをする役目が塾の役割、存在理由のひとつです。



少子化が進み、私立高校がより優秀な生徒を確保するために入試問題を難解にし、やっきになればなるほど塾の存在は大きくなります。


塾が乱立し続ける原因はそんなところにもあるのかもしれませんね。



ただし、塾は私的教育機関ですからお金が掛かります。

経済格差が叫ばれる昨今、お金が無ければ望んでも高レベルな教育を受けることができない世の中ってちょっとおかしいですよね。



>>>以下、次号。。。

連休明けの勤務の後、帰りの地下鉄の改札で声を掛けられました。


卒業生の一人で今年大学に合格した子ですが、ビシッとスーツを着ています。


『はて?このコはもう就活だったっけ?』


と混乱しましたが、まだ1回生。



学習塾で個別指導のアルバイトを始めたそうで、今日が初めての授業だったそうです。


「私英語得意だけど、教えるのって難しいね。初めて先生のこと尊敬したわ。」



中学3年間も教えて今はじめて尊敬ですか。。。(苦)




英語が得意でも教えるのがへたくそな人もいるし、得意じゃなくても教えるのは上手い人もいます。


『知識が豊富』  『教えるのが上手』 ということですね。



その子には、あんまりはまると私みたいになるぞと警告しておきました(笑)



しかし○進という塾だそうだ。


そのときは気にならなかったけど、よくよく考えてみると例の事件が起きた塾では?


しかも本当は4日間の研修だけど、2日で研修を済ませて教えているらしい。



大丈夫なんかいな。。。

前回座席のことについて少し触れましたが、それについて少し書いてみようと思います。



基本的なポリシーは、『学校と違って塾は勉強第1なので、こちらの都合で決める』ということ。



その“都合”は当然教科によって変わってきます。


英語が苦手な子どもを目の届きやすい前列に座らせ、更におしゃべりしないように前後左右をパズルのように決めていきます。


こちらの都合で決めた座席と、生徒の自由にさせた座席では授業の集中度も騒がしさも大きく違います。




大体3列目くらいまでは手先の動きでどんなアルファベットを書いているかがわかります。


3列目の子に、『おい、今の小文字のdの書き順おかしいやろ。』などと指摘することがありますが、離れたところから指摘されて驚くようです。



授業中はそこまでして生徒達が何を書き、どう解いているかを監視しています。



学校と違って週に1度か2度しか授業がありませんから、1点集中でしっかりやらなければなりません。



>>>次号予告。。。『塾講師の授業運営④<質問への答え方>

私は“出席番号順”や“座席順”に当てていくことはしません。


それらの弊害は自身の記憶を辿ればわかることと思います。


順番に当たれば、当たるまでに自分がどの問題に当たるかがわかり、その問題さえきちんとしておけばよいという感覚になり、その他のときは集中力が途切れがちです。


そこでランダムに当てていくのですが、そこで誰に当てるかの判断基準になるのが前稿で述べた頭のなかに作ったデータベースで、苦手分野をどんどん当てていくわけです。


もちろんそれで100%当てていくということは不可能ですが、生徒自身も「苦手な問題を当てられている」と気づくし、自然と問題に向き合うようになり、弱点克服につながります。




クラスの座席をくじで決めることも完全否定します。


くじで決めた座席を各生徒で交渉して変更することも反対です。


塾は学校ではありません。


>>>以下、次号。。。