塾講師ム~ラの授業について何回かに分けて書いてみようと思います。

2~3回で完結するかもしれないし、長いシリーズになるかもしれません。


学校の先生が見れば『そんなの当たり前じゃない』と思われるかもしれませんが。。。



まず第1に考えていることは、「生徒のクセを把握する」ということ。


1クラスに20人いれば、20人全員の問題の解き方のクセや苦手としている問題を記憶していきます。


過去にどんな問題を間違えたか、どんな間違え方をしたかまでできるだけ記憶して頭の中でデータベース化させます。(←これがどれだけできるかが重要)


「英作文が苦手」とか、「長文が苦手」という大雑把なものではなく、「英作文を書くときに副詞句のいれ方が苦手」とか、「動詞の扱いが苦手」やら、「主語を把握するのが苦手」、「冠詞をよく忘れる」、「単語力がない」など、できるだけ細かいクセをできるだけ沢山記憶します


そのために、宿題を出したら期限に全て集め、できるだけ自分で添削します。

添削しながら、各生徒がどんな問題をどんな間違え方をしたかを更に記憶していきます。


毎週の小テストも点をつけるだけでなく、各生徒が間違えた問題を各生徒ごとに記憶します。


授業中問題を解かせている時も、教室内をくるぐるまわりながら、各生徒のスピード、解き方、間違え方をできるだけ各生徒ごとに記憶します。

(生徒が解き終わるまで教卓でボケーっとしていることはまずありません)



要は“クラス全体としての出来具合”ではなく、“各生徒ごとの出来具合”を生徒ごとにできるだけ把握していくわけです。


さて、それをどう活用するか。。。


>>>以下、次号。。。

「免許なし教員」理科も英語も。。。



今朝の新聞で見出しを見たときには、


『またどっかの私立が免許なしに教えさせていたんか。。。』


などと思てしまいましたが、なんと京都府教育委員会の教員採用に関する記事でした。



はしょって説明すれば、教員免許を持たない社会人を対象に、高校の理科、英語、情報の各教科で「スペシャリスト特別選考」をするとのこと。



教員免許を持たないけど教育に携わる人にとっては朗報ともいえますが、雇用形態や収入によりけりですね。


単年度契約でポイッとやられるとたまったもんじゃないし、今よりも少ない収入なら選考を受けようとも思いません。


『人にものを教えること』で生計を立てている人間は多いので、そういうプロを引っ張ってこようという魂胆なんでしょうが、どうなんですか?この制度。。。




『教員数が特に不足し、専門性が必要で、一般採用が難しい』


とのことですが、そもそも専門性を極めた人に与えられるのが教員免許じゃないんですか?



まあ、予備校の難関大コースで人気のフリー講師なんかを引っ張ってきて、東大・京大クラスの入試に対応させたいという魂胆がミエミエです。



裏を返せば、教員免許を持っている現教員のレベルではダメという実情が垣間見えるようです。



今後もこういう動きは加速するでしょうね。


>>>以下、次号。。。

ちょっと息抜き。。。。


卒業生からメッセンジャーでURLが送られてきました。


http://seibun.nosv.org/


人の名前やモノの名前を入力すると、何でも『成分分析』してくれます。



いろいろ入力してみると面白いですよ(笑)





因みに、私のHN『ム~ラ』と入力して分析ボタンをクリックすると。。。





ム~ラの解析結果:

  ム~ラ69%はハッタリで出来ています
  ム~ラの10%は気の迷いで出来ています
  ム~ラの8%は心の壁で出来ています
  ム~ラの7%は理論で出来ています
  ム~ラの6%はミスリルで出来ています




まぁね、どうでもいいんですけどね。。。~(-゛-;)~


>>>以下、次号。。。

大阪府教育委員会が、2007年度から能力給制度を導入するようです。


本当は今年度からのつもりだったようですが、教職員組合との協議が進展せず見切り発車。



上からS・A・B・C・Dと5段階で評価し、それを月給とボーナスに反映させるそうで、評価自体は2004年度から導入されています。


「頑張る人にはそれに応じた給料を払うし、そうでない人にはそれに応じた給料を払う。」


民間企業ではあたりまえの制度です。


『公務員といえども、学校の先生は特別だ』という意見も多数出ていることでしょうが、公教育は立派な公共サービスです。

サービスの良し悪しで評価されることがなければ、サービスの向上には決してつながりません。


2004年度に評価制度が導入されるとき、『評価を気にして授業に身が入らない』という意見も耳に挟んだことがありますが、「なにを寝ぼけたこと仰ってるんですか?」ですね。



併せてD評価が3期続いたら研修所送りとか、それでもだめなら「教員不適格」として分限処分 (←クリック)なりなんなりしていかなければなかなか改善していかないでしょう。



この制度でダメ教師が少しでも減ればいいんですが、民間企業と比べて評価方法は難しいでしょう。

民間企業、例えば営業職なら、年度初めに売り上げ目標を設定して、年度末の成績の達成率で簡単に評価できますが、学校の先生には“数値目標”がないですからね。


数字ではなく、「人」が「人」を評価する。。。

いくら客観的に評価しているつもりでも、「人」が評価する以上少なからず主観は入りますからね。。。


>>>以下、次号。。。

学区内のある中学校の英語の教師がめちゃくちゃだ。

そろそろ異動してもいいくらいなんだけど、今春もどこへも行きませんでした。



1年生は日本語で、2年生は半分英語で、3年生は全部英語で授業をしているようです。


2年生でもほとんど英語で授業する場合もあるらしく、ほとんどの生徒が何を説明されているかさっぱり意味不明の状態らしいけど、『私のスタイルは変えない』とのこと。



英語で英語を説明するなんて、その先生のポテンシャルは非常に高いのでしょう。

でもきちんと理解できているのはクラスで数人という状況はどうですか。


英文を5文ほど考えて暗記し、それを40秒で発表するオーラルテスト。

これはいいと思います。


しかし、『できないヤツは歌でも歌えば点をやる。』というのはどうですか。


しかも定期テストは教科書内容を甚だしく逸脱して平均点はいつも30点程で、

習っていないことが出されても、『そんなもん常識や』だそうです。

実力テストならまだ100歩譲ってよしとしますが、教科書内容の確認である中間・期末テストでこれはないかと思います。




中学校の英語教育は、高校入試に合格することが第1目標ではないことはわかっていますが、そのスタイルの授業だけで(塾の補完はなしで)何人の生徒が高校入試の答案を書けるようになるのでしょうか?



そもそも、現役の学校の英語の先生から見て、この教師の授業はどうなんですか?


こんな教師はたくさんいるけど、「事なかれ主義」で黙認なんだろうか?


教師がどんな授業をしているか、そんなテストを作っているかを互いに監視やチェックするような機関は教育委員会にはないのでしょうか?



この教師は『塾は嫌い』とのことですが、ご自分の授業の影響で塾に通おうとする生徒が増えていることに気づいていないのでしょうか。。。



>>>以下、次号・・・

昨年からよく生徒に、『Winnyってどうやって使うの?』と質問を受けます。


使うこと自体は違法ではないけれど、使い方によっては大部分が違法になるので使わないように指導しています。



もともとは『WinMX』というソフトだった記憶があります。

それの進化版ということで、MとXのアルファベットをそれぞれ1つ進めてNとYに。

それで『WinNY』で『Winny』。。。



世の話題を席巻するきっかけとなったのは、京都府警の捜査情報データがWinnyで流出してしまったことですね。

京都府警は威信を掛けて(躍起になって)捜査し、開発者を逮捕しました。


しかしどうなんだろこの逮捕。


『お前が作ったWinnyとやらで大事なデータが流出したので、作ったお前を逮捕だ!』


ちょっと言い換えてみましょう。


『お前が作った包丁が使われて人が刺されて死んだから、作ったお前を逮捕だ!』


こんな罪状で包丁屋が逮捕されますか?言ってること同じじゃないですか?


要は使う人間の問題なのにね。




しかしWinnyのお陰で面白いニュースもありますね。


愛媛県警から流出したデータ。

実際に話を聞いていないし、謝礼も払っていないのに、『話を聞いて○○さんに謝礼を支払う。』という全くでたらめの複数の捜査報告が発覚。

これは実際に複数の○○さんが、『謝礼なんて受け取っていない!』と次々に申し出て、ずさんな捜査報告の実態が浮き彫りに。。。


そして今日の夕刊。

とあるコンサル業者がある議員向けに作った『口利き文書』が流出。

会社側の説明では、『まったく部下が勝手に作成したもので、議員側には渡っていない。関係各者に申し訳なく思う。』だそうだ。


本当のところどうだか。。。



Winnyも使い方次第では有効かもしれませんね(笑)



>>>以下、次号。。。

高松塚古墳の壁画、文化庁の対応がお粗末でカビが発生したり、機材を倒してできた傷やらなんやらあるようですね。


しかも未公表。。。



歴史の授業の初めのほうで『クロマニョン人』って習いませんでしたか?


歴史の冒頭なので、みんな心機一転、気合を入れて授業に臨んでいた時期(笑)でしょうから、記憶も深いかもしれません。


では、そのクロマニョン人が描いた、『ラスコーの洞窟壁画』はいかがです?


lascaux


http://www.culture.gouv.fr/culture/arcnat/lascaux/fr/



この壁画は、飼い犬が穴ぐらへ落ち込んだのを探しに行った少年達によって偶然発見されます。


大変貴重な発見で、世界中から研究者や見物人がやってきて、洞窟内を照らして鑑賞します。


それまで真っ暗だった洞窟内を光が差す。。。



なにが起こるでしょうか。。。







そう、眠っていた植物たちがその光に目覚めてにわかに光合成を始め、成長してやがてその壁画を覆ってしまうんです。



現在は洞窟は閉鎖され、全くそっくりの洞窟丸ごとのレプリカが建設されています。




高松塚古墳も同じ轍を踏みそうですね。



しかし古墳ですからそれはお墓です。


しかも極彩色の装飾がなされているということは、きっとやんごとなきお方のお墓なんでしょうね。



最近まで何百年も静かに眠っていたお墓の主は、発見されてうんざりしているかもしれません。


“発掘・研究”といえば聞こえはいいですが、実際は“墓荒らし”。。。


それはそれは歴史的な発見なのかもしれませんが、そっとしておいてあげるべきではないかとも思い、お墓の主にちょっと同情してしまいます。



>>>以下、次号。。。

オウム真理教の教祖、松本智津夫の次男が合格した私立中学から入学拒否されたとのこと。

その次男は春日部共栄中を相手に5000万円の損害賠償を求めて訴訟を起こすそうだ。


まず私立中の対応。

これは「私立」なら当然拒否できるでしょう。


塾でも『在校生に不必要な不安と混乱を与える』ような場合は入塾を拒否します。

学校と塾の違いがあるのでなんとも言えないけど、『私立』という立場では同じだ。


次に次男の主張。

「小学校時代にいじめにあったので、新しい環境を求めて公立に進学せず受験した」とのこと。


気持ちはよくわかります。

そのまま中学校に進学したら、当然いじめの続きを受ける可能性は高いでしょうから、遠くへ引っ越して公立の中学校に進学して新たな環境を手に入れるという選択肢は考えなかったのでしょうか。



親にあんなのを持ったことが不幸ですが、それは恨んでも仕方ないことです。

「国」=「公立」にしっかりサポートしてもらうほうが得策のような気もします。



しかし、春日部共栄はとんだ災難ですね。。。



>>>以下、次号。。。

私が勤務する塾は、成績が悪いからといって入塾を拒否することはしません。

本人にやる気があり、「成績を上げたい」という気持ちがあれば受け入れます。


しかし、これはあくまで“常識的”な“悪い点数”を前提としています。



先日入塾をお断りするという悲しい事態になってしまいました。



5教科合計で100点。。。(500点満点)


まあ、これはよくあること。


しかし、英語7点。。。(100点満点)


中1の終わりだったらまだなんとかなったかもしれませんが、新3年生でこれはちょっとしんどいですね。

こんな状態では集団授業は無理でしょう。

入塾させたとしても、横にべったり張り付いて見なければならなくなり、授業の進行にも大きく影響するはずです。


塾としての責任を果たせない(=ちゃんと高校に合格させる自信がない)ということで、個別指導や家庭教師などを提案してお断りしました。



こんな状態になる前になぜもっと早く来なかったのか?


親は子どもの成績に無関心なんだろうか?


学校でも完全にドロップアウトしているはずです。


もし1年生の終わりの段階で決断していれば、この子の人生は変わっていたかもしれません。




ここで問題になってくるのは『経済格差』の問題です。


直接面談していないので想像の域を超えませんが、塾の月謝を払うだけの余裕が家計にないのかもしれません。


学校でドロップアウトしてしまったのはもちろん本人にも責任はあるでしょうが、学校が対応できていないというのも事実。(対応していないのではなく、現体制では対応不可能)



東大合格者の内、多くの家庭の年収がかなり高いという事実。


お金がないと、教育を受けることができない世の中。

お金がないと、成績脱落者を救済できない世の中。


なんとも不公平な世の中ですね。


>>>以下、次号。。。

5年前の歴史の小テストが引き出しの奥から出てきました。

しかし社会科って珍答の宝庫ですね。


▲鎌倉幕府滅亡後、( ア )は( イ )を始めた。しかし、先例無視の急激な改革が公家・武士の不満を招き、( ウ )の反逆によって( イ )は2年余りでつぶれた。1336年、( ウ )は楠木正成を破って入京し、「建武式目」を制定して幕府復興を宣言した。朝廷は、京都の北朝と、( ア )が( エ )に建てた( オ )とに分かれ、1338年には( ウ )が( カ )となって( キ )を開いたが、( ク )の内乱は約60年も続いた。

▲この内乱の中で、守護は一国を支配する( ケ )に成長し、しばしば( キ )に反抗した。将軍補佐役の( コ )を出す細川氏・斯波氏・畠山氏は足利一族の( ケ )であり、( キ )は有力な( ケ )の連合政権だったとも言える。


出てきたAさんの解答。。。


▲鎌倉幕府滅亡後、( しょうとくたいし )は( 光合成 )を始めた。しかし、先例無視の急激な改革が公家・武士の不満を招き、(  )の反逆によって( 光合成 )は2年余りでつぶれた。1336年、(  )は楠木正成を破って入京し、「建武式目」を制定して幕府復興を宣言した。朝廷は、京都の北朝と、( しょうとくたいし )が( きゅうしゅう )に建てた( 2つと )とに分かれ、1338年には(  )が( せいいたいしょうぐん )となって( ばくふ )を開いたが、( 日本 )の内乱は約60年も続いた。

▲この内乱の中で、守護は一国を支配する( 20才 )に成長し、しばしば( ばくふ )に反抗した。将軍補佐役の( 国さいれんめい )を出す細川氏・斯波氏・畠山氏は足利一族の( 20才 )であり、( ばくふ )は有力な( 20才 )の連合政権だったとも言える。



すごいですね。。。

聖徳太子が光合成しています。人間ではなかったのでしょうか。

それも「馬」が反逆したくらいでつぶれる模様。

しかもその「馬」はなんと征夷大将軍になっています。

守護は二十歳になると反抗期に入るようです。

ほぅ、国連は幕府の補佐機関ですか。

幕府はなかなか若い組織だったようです。。。



Aさんは中2でやめてしまいました。

ちゃんと高校に通っているなら今年3年生。今でもこんな解答を書いているとしたら笑えませんね。


>>>以下、次号。。。