中央区では、自転車活用推進計画の策定に向けて基礎調査を実施しています。また、令和5年11月から自転車用ヘルメットの購入補助を開始します。12月には都と連携して明石小学校の校庭で子ども自転車教室を開催、令和6年度からは小学校の校庭開放を活用した自転車の練習場所確保の事前検証を行う予定です。
GRAND CYCLE TOKYO
自転車活用推進計画の策定に向けて
中央区では、安全で快適な自転車利用環境の整備推進などを図る自転車活用推進計画の策定に向けて基礎調査を実施し、中央区自転車活用推進計画策定委員会において課題を整理しています。自転車活用推進計画では、同じ道路空間を利用する歩行者、自転車、自動車等がともに安全かつ快適に通行できる環境を創出するため、自転車通行空間の整備を推進しています。その一方で、東京駅前地区歩行環境検討支援事業では、歩行者ネットワークの強化に向けた道路の利活用を推進しています。
社会実験として、東京ミッドタウン八重洲前の八重洲通りの車道と歩道の両方の道路空間の一部を活用した賑わいイベントを実施しています。区は自転車通行空間の整備を推進する一方で、道路空間の利活用を推進しています。道路空間の安全性や道路交通の秩序維持の観点から、自転車ネットワークと歩行者ネットワークをどのように両立していくのかが課題です。また、銀座や日本橋などの商業集積地を有する都心区ゆえに、安全で快適な道路空間と路上荷捌き車両、パーキングメーター、バス停など商業活動を支える物流機能等との両立も課題となっています。
自転車用ヘルメット着用による安全意識の促進を
令和5年4月に改正道路交通法が施行され、すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されました。中央区では、令和5年11月1日（木）から自転車用ヘルメットの購入補助を実施します。区内対象店で、SGマークなどの安全基準を満たした3,000円以上の新品のヘルメットを2,000円引きで購入することができます。15か所の対象店舗は、いずれも小規模であることからカタログでの発注となるそうです。補助期間は、1年5か月間です。この機会に、新規購入や買い替えなどのご検討をなされてはいかがでしょうか。
学校における交通安全教育のさらなる推進を
令和5年12月に都と連携して明石小学校の校庭で子ども自転車教室を開催します。令和6年度からは自転車の練習場所として小学校の校庭開放を検討しています。子どもの頃から交通ルールやマナーについて学ぶことはとても重要です。自転車は手軽で便利な乗り物ですが、交通ルールやマナーを守らないと、重大な交通事故につながる危険性があります。自転車に乗るときは、自転車安全利用五則を守り、安全な利用を心掛けてください。
新たな自転車安全利用五則
(1)車道が原則、左側を通行、歩道は例外、歩行者を優先
(2)交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
(3)夜間はライトを点灯
(4)飲酒運転は禁止
(5)ヘルメットを着用
▽中央区自転車活用推進計画の策定に向けて
https://www.city.chuo.lg.jp/machizukuri/koutsuukeikaku/jitensyakatuyousuishin/index.html
▽自転車に関する中央区の現状
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/14237/sankousiryou_genzyou.pdf
▽自転車用ヘルメット購入補助
https://www.city.chuo.lg.jp/a0035/kurashi/koutsuu/anzen.html
